提案し続けて…6

セントラルJr.youthではたった3年しか時間がない。

その先の武器を身につけるには、短かすぎる。

ジュニアで遊ぶこと、勝利の駒に飼いならされていないチームには、伸びしろが多く素敵な魅力を感じる。

実際にもサンフレッチェ広島さん、藤枝東高校さん、常盤木学園高校さん、磐田東高校さん、湖西高校さんで中心として活躍していたり、現在もチームを支えているのは、それを保証されて来たジュニアチームの証。

そこをめざすには、U-13のリーグ戦やU-14のカップ戦の勝敗や勝ち点に一喜一憂している暇はない。

全ての子の可能性を信じて、出来るだけ平等な機会の中から、その実力を引き出したい。

どの子にも、その意欲に合わせて、チャンスを保証する。結果は二の次。

だからU-13は結果が伴わない。未知なる可能性が開けるからこそ、今出来る可能性を模索する。

世界で活躍するとびきりのフットボーラーを輩出するためには、時間が足らないのだ。

周囲の雑音に振り回されている時間や耳を貸す暇はない。

一途に、地味に地道に、心を込めて。