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2017年3月11日によせて

2017-03-11 22:41:02 | 日記
東日本大震災に思う 

今も連日、悲報、訃報が続いている。
東日本大震災。マグニチュード9.0.
その破壊力は人間の想像を遥かに超えるものだった。
被災された方々に心からお見舞いを申し上げたい。

今回の大地震で殆どの人が予期しなかったのが、
大津波の恐ろしさだった。
まるごと波にさらわれた町も1つや2つではない。

3月23日現在、死亡・行方不明者は
2万5千人を超える。
そこに追い打ちをかける福島第一原発事故も
不安をかきたてる。

日本列島全体を精神的にも激震が襲っている。

しかし、この状況の中で我われの心を照らす
希望の光がある。

地震発生当日、弊社社員の何人かは数時間歩いて帰宅した。
翌朝出社した彼らが一様に言ったのは、
「地震に祭し、日本人が各所で垣間見せた美徳」についてである。

ある社員は「自宅までの帰路、見知らぬ人にも
『大丈夫ですか』と声をかけ、何か困っていれば助け合う姿を何度も見た」
と語った。

逼迫した状態にもかかわらず、コンビニやスーパーなどの施設は
通常通り営業した。
そこにできた長蛇の列に住民は整然と並び、
きちんとお金を支払って買い物をした。

鉄道各社などの交通機関は夜通し運行した。
大混乱の中で乗客はお年寄りや妊婦に席を譲った。

世界に目を向ければ、このような光景は当然のことではない。

暴動、略奪といった無法状態が、災害時にはつきものなのだ。
我われ日本人が当たり前にとっている行動は、
実は世界に誇るべきことなのである。

このことを我われはもっと自覚するべきだろう。

事実、今回の地震をCNNやBBCといった世界の主要メディアは
こう報じている。

「有史以来最悪の地震が、世界で一番準備され訓練された国を襲った。
犠牲は出たが、他の国ではこんなに正しい行動はとれないだろう。
日本人は文化的に感情を抑制する力に優れている」

(中略)

「日本人のマナーは世界一」
「人類で最高の精神性が日本にある」
「日本人に学ぶべきだ」

など、日本人の美徳、震災後の姿勢や対応に
世界の賛辞が集まっている。

「逆境こそ未来を拓く」と古人はいった。
この震災を契機に、我が国が世界に向けて模範を示し、
新たな地平を拓いていくことを願って止まない。
それが犠牲に遭われた人たちの無念と悲しみ、
被災された人たちの苦しみに応える唯一の道である。



これがサッカークラブと何が関係あるの?
私どもには、これこそが真髄だと思って活動しています。
もちろん、隙があるのも、承知の上ですが…