セントラル豊橋FCジュニアユース 

セントラル豊橋FCジュニアユースの情報です

頭で考えていては、遅い…

2016-01-15 17:05:20 | 日記
他ブログから共感したこと


メッシの凄いところは狭いところをすり抜けるドリブルであり、ズバッと突破するドリブルだ。キワのキワで足の間をすり抜ける感覚。どうやってあんなことができるようになったのだろうか?答えは簡単だ。ひたすら狭い球際で自由を目指したということだ。球際をひたすら遊んだんだ。日本では考えられないくらい感情的で強烈なタックルが襲いかかってくる中を、逃げずに向き合った。そのようにして獲得したのは観るものも騙されるほどのボディフェイクであり、細かくて速くて正確なタッチである。狭いところを突破するために研ぎ澄まされた感覚だ。
球際の王者になるための方法は誰も教えてくれない。理屈じゃない。自分の感覚を養うしかない。球際から逃げずに、狭い激しい局面をいかに突破するかを見いだすしかないのである。球際の技術は逃げずに磨いていくしかないのだ。
狭いところでいかに自由になれるか

球際球際うるさいよと思う人もいるだろう。球際が大事なのは当たり前だろと。そんなのやってるよと。でもね。この球際の技術、この大事な部分をちゃんと練習でやれてるチームはほんのわずか。育成年代のチームの多くは球際から逃げるモノばかり。「ピッチを広く使って、フリーな選手に素早くボールを展開していかなきゃいけない。人のいないところに素早く展開すれば勝てる。」そう思ってる大人が多い。レベルの高い試合を経験するとよくわかるんですよ。逆サイドフリーでも簡単に出さない。空いてるからって、フリーだからって出さない。広いとこより狭いところに勝機があるということを上手い選手は良くわかってる。サッカーを表面的にしか理解してない人、下手な選手、技術のない選手は広いところに逃げる。狭いと自由になれない。それじゃいかんのです。

”狭いところでいかに自由になれるか”

これがまず大事。球際から逃げてたら絶対にサッカーで飯なんか食えない。

狭いとこで上手くてはじめて広く使えるようになるのが自然なのだ。

日本は逆。広いとこで上手くて狭いとこで下手。

先に無理やり広くやらせようとするからサッカーの基本である球際の技術が上がらない。

これが世界との一番の違い。

プロの世界はフィジカルだ。フィジカルが高くなるとグラウンドは狭くなる。結局広いとこで上手くできる技術なんて使えない。狭いとこで自由にやれる選手が残っていく。狭いからって余裕がないと、思考することもできない。周りをみることも出来ない。