金環日食の時に太陽撮影用の減光フィルターを購入しました。
これは通常撮影した時の1/10万の暗さになるように作られたフィルターです。
そこまで光を弱めないと撮影に適さないほど太陽は明るいのですね。
ということは、普段の撮影では真っ暗になり他に使い道がないということでもあります。
せっかく買ったのに、一度しか使わないのはさすがに勿体ないので時々太陽を撮ってます。
減光フィルターは何種類もあり、日常使えるかなり暗くなるレベルのものを組合わせることでも
太陽を撮影出来ますが、日食直前になって慌ててフィルターを買いに行ったので1/10万というものしか残ってませんでした。
同じ天体撮影でも、月はじっくりと観察しながらマニュアルでピント合わせができますが、
太陽の場合は日中で周囲も明るいためカメラの液晶画面で拡大しても見辛く、なかなかに苦労します。
(ピンボケの言い訳ですが)
近年は温暖化の影響なのか、太陽活動が活発なのか、夏は猛暑日が続き日差しが痛いほど凶暴ですね。
普通に撮ると左側のように黄色っぽく写りますが、画像だけでも涼しげにと思い
色温度を変えて青い太陽にしてみました。
左は日食前の5月、中央は6~7月頃、右は本日の太陽。
並べて見ると5月の時点に比べて若干黒点が増えてるようで、
単純には言えませんが活動が活発化してるのかと思えます。
ナショナルジオグラフィックTVなどで天体に関する番組を見ますが、
太陽活動が数%弱まるだけで地球が寒冷化し気候に大きな変動が起こる とのことですので
太陽には安定して頑張ってもらいたいものです。