八ヶ岳で満天の星空を見て、撮影できたことがきっかけで、星景写真への興味が強くなっています。
9月に富士山 御殿場口にある「太郎坊駐車場」に撮影しに行ってきました。
気象情報では晴れの予報でしたが、標高が上がって現地に着くと結構雲が多い状態でした。
雲の切れ間を狙い数枚撮って、暫くは雲が流れて行くのを待つ という繰り返し。
山の方には登山者の光がチラチラと見えるので撮ってみました。
かなりガスってます。
その後2~3時間粘って待ちましたが、雲は厚くなり駐車場周辺は濃霧が発生。
周囲は殆ど暗闇ですが、数秒シャッターを開けたままにして その間に一瞬LEDライトを照らすと
周りが真っ白になってます。
背後に停まってる車も良く見えないような霧の濃さ。
撤収直前の様子。
濃霧がスクリーンとなり、駐車場の離れたところに停まった車のテールライトが反射して
暗闇の中にぼんやりとした赤い光が広がります。
濃霧というと、私が好きなホラー映画、スティーブン・キングの「ミスト」を思い出します。
この映画の一般的な評価は、実はあまり良く無いようなのですが、恐怖と絶望の描写が独特の世界観を見せてくれます。
ライトを当てても数m先すら見えないような濃霧、こんな霧の中から得体の知れないものが・・・と想像すると確かに怖いです。
帰り道は、御殿場の市街地に降りてくるまでの山道は凄まじい濃霧で10m程度先が見えるかどうか。
運転する時に発生する霧も、現実的な意味で相当に怖いです。
天気が良い時にまた再チャレンジしようと思います。