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民主、65歳定年制を検討 小選挙区の候補選考で

2005年10月31日 | 政治
民主、65歳定年制を検討 小選挙区の候補選考で (共同通信) - goo ニュース
民主党の前原誠司代表が、先の衆院選で党公認候補が落選した小選挙区での新たな候補者選考基準に関し「65歳定年制」の導入を検討していることが30日、分かった。次の衆院選での巻き返しに向け「勝てる候補者」(同党選対関係者)を選ぶ基準の一つとして若さを重視する。
前原氏は11月上旬の常任幹事会で決定したい意向。ただ、基準を満たす新人や前議員は現段階で落選者の半数の約80人にすぎない。執行部内には「年齢で区切る必要はない」(幹部)との反対意見や「70歳定年制」を求める声も根強く、決定までには曲折がありそうだ。 →情報源

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民主党は勝てる候補者を探すよりもまず先に、勝つために「ぶれない政策」を打ち出すほうがよっぽど先だと思うんですけど。少なくとも、国民に対する受け狙いで議員年金削減を打ち出し、与党に取り上げられたら「まさか取り上げるとは思わなかった」と最初から却下されるつもりで出したなんて言い出さないぐらいにはなってほしいものです。つか、正直自民党が強いというよりも民主党が情けないとしか思えないあたりがなんともかんとも。
小泉首相と違い、前原代表に権限がなさそうに見えるのも問題かと思います。民主党はひどい言い方をすれば「寄せ集め」ですからねー…多様な意見はいいんですけど、裏を返せばまとまらないということですから。それを強引にでも「民主党」としてまとめるには、強力なリーダーシップが必要だとは思うのですが、文字通り右往左往している現段階を見る限りでは、前原代表に期待できそうにはない感じがします。…もっとも、党首討論をちらっと見た段には、それでもずいぶんよくなったとは思うんですけどね。
当たり前の話ですが、建前として分かっていたとしても、いざ自分の腹が痛くなるとなるとやっぱり嫌になるわけですし。それが本当に必要なのだとしたら、きちんと議論し、その上で突き進む意志の強さが大事なんじゃないかな、と思います。
………にしても。「若い方が勝てるに違いない」といういい加減な直感で進めてるんじゃないよな。ちゃんと考えてるよな? なんだか心配になってきます…。