北朝鮮に初の自転車工場 中国との合弁で平壌に

北朝鮮に初の自転車工場　中国との合弁で平壌に (朝日新聞) - goo ニュース

中国と北朝鮮の合弁で自転車を製造する工場「平津自転車合営公司」が７日、平壌で開業した。平壌発の新華社電によると、北朝鮮では約７００万台の自転車需要があるが、その大半は日本の中古自転車と中国製が占めており、北朝鮮で初めての自転車製造工場の誕生になるという。
ブランド名は「牡丹峰」。工場は今後２０年間、中朝双方が共同管理する。中国側出資者の天津地吉特爾貿易有限公司は新華社に「北朝鮮の実情に合わせ、荷台に多くの荷物を詰めるタイプをつくりたい」と話した。北朝鮮では自家用車があまり普及しておらず、荷物の運搬に自転車が広く使われているからのようだ。　→情報源

＊　＊　＊

…すげぇ余計なお世話ですけど、大丈夫か。エンジンかけた瞬間に爆発したりせんやろな。中国が手を貸しているのなら、最低限動くでしょうけれども…それでも怖いな。
日本での車の利用って、基本的に「移動の手段」てのが一番多いと思うんですけど、北朝鮮での場合は、「荷物を運ぶ」てのが多くなりそうですね。てことは、乗用車てのよりも軽トラとかのほうが需要が多くなるんでしょうか。
ただ…車ってのは、燃料がないとただの鉄の塊に過ぎないわけですからね。車が増えるということは、より多くのガソリンが必要になるというわけで。自力で石油を採掘できるならさておき、他国からの輸入に頼るということであれば、今以上に国を開かなければならないということになります。
……国民の統制が取れなくなっちゃいそうな気もしますが…大丈夫か？　てか、そもそも、石油を輸入するだけの外貨があるのか？　外貨を獲得するために、今以上に麻薬と偽札が日本に流れ込みそうで、ものすごく心配です。


…って書いて気付いたんだけど、「自転車」であって「自動車」じゃないんだな。となると、当然話はまた変わるわけですが…やっぱあれかな、新潟から万景峰号に古タイヤ山積みにしてリサイクルするのかな。そもそもタイヤって、ガラス製品みたいに、溶かして作り直す、という荒業が使えるのかどうかも知らないんですけれども。
韓国の企業が、北朝鮮との合弁会社を作ったものの、作業効率が悪い、という記事をどこかで見たような気がするんですが…石に乗り上げた瞬間空中分解、などという事態が起こらなければいいんですけどね。道路の整備も、中心地以外はされていないようですし。

それにしても、核兵器作るとか原発作るとかミサイル飛ばすとか言うわりに、自転車を自分とこで作ってないって…なんか、順番が凄いめちゃくちゃだと思うんですけど。普通、農水産→商工業→サービス業、軽工業→重工業、という順番で発展するものだと思い込んでたんですが…。