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「第三のビール」酒税法改正論議

2004年11月29日 | 経済
自民党税制調査会の津島雄二会長は28日のフジテレビの報道番組で、原材料や製法を工夫して酒税負担を軽くした「第三のビール(ビール風飲料)」について、「なぜビールならば酒税が高いのか。公平でなければいけないという議論はあった方がいい」と述べた。来年度税制改正に向けて29日から始まる党税調で、「第三のビール」を含めた酒税法の見直しを議論する考えを示したものだ。
津島氏は「ビールの定義にはまらない商品を開発するのは立派だが、酒税の一番の欠点にかかわっている」と述べた。


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…記者の要約が悪いのかこの発言者が悪いのか、趣旨が全くわかりません。ていうか、発言の方向性が読み取れないというか。
普通に考えたら、酒税負担が安いビール風飲料についてビール並みに酒税をかける、ということなんでしょうけど…どうなんでしょうね。大々的に酒税法を改正するつもりなんでしょうかね。
しかし第三のビールですか。酒造会社も大変ですね。せっかく発泡酒を開発したのに、ビール並みに高い酒税をかけられて…。そろそろ政府も、取りやすいところからむしりとる方針をどうにか改めてほしいものです。企業が売り上げ増大のためにかけた時間と人手と金額とを考えると、容易に税金かけるのって、かえって企業の足を引っ張って景気を悪くするんじゃないの、と思えるのですけども。今回の「第三のビール」についても、もう少し企業努力を認めて、なんていうか…努力が報われるようにしてほしいなぁと思います。
ちなみに、猫西も今日初めて知ったんですけど、このビール風飲料というのは、ビールだけどビールではないんだとか。一般的にビールというのは、麦とビール酵母とホップから出来ているんですけども、麦じゃなくて例えばえんどう豆とかから作った「ビール」をさすんだとか。夕刊でちらっと見ただけでうろ覚えなんですけど、やっぱり材料が違っても味はビールに似たものになるよう、努力したんでしょうねぇ…。