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トヨタとダイハツ、水性塗装の新技術 共同開発

2004年11月05日 | 経済
トヨタ自動車とダイハツ工業は4日、車の塗装肯定で発生するシンナーなどの揮発性化合物や二酸化炭素の排出量を大幅に減らせる水性塗装技術を、関西ペイントと共同で開発したと発表した。乾燥回数が少なくて済む水性塗料などを新たに用いることで、シンナーなど揮発性有機化合物は約70%、二酸化炭素は約15%減らせるという。

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最初タイトル見て「なんで車屋が塗料を開発してるんだ?」と思ったんですが、よくよく見ると関西ペイントとの共同開発なんですよね。あーびっくりした。まぁでも、酒屋が酵母関係の技術をもとにして化粧品とか作るような、経営資源を有効に活用して多角化経営してる時代ですから、車屋が車に関係する塗装技術を発展させるのも、別段不思議ではないことなんですよね。
シンナーの害については、直接吸い込む以外に知らないのでなんとも言えないですが、二酸化炭素15%減てのは小さく見えて意外と大きいのではないかと思います。車の生産台数考えたら、トータルでちょっとびっくりな数字になりそう。ロシアが京都議定書を批准したら、早ければ来年春には発効するという見方もありますので、できるところから少しずつ、二酸化炭素の削減に取り組んでもらえたらなぁ、と思います。すでに一杯一杯、省エネに取り組んでて厳しいとは思いますが。