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いろいろと・・・

天使の卵 ~MOVIE VIEW~

2006年11月13日 09時47分06秒 | 映画 2006年
映画レビュー第2弾。

今回はネタバレはあまりしない予定ですが
これから観る予定の人にはある意味キケンです(笑)
すみません・・・

では、あらすじ。

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美大を目指して浪人中の歩太と、一足早く大学に入学した夏姫は、
親も公認の似合いのカップルだ。
しかし、歩太は満員電車で出会ったどこか陰のある見知らぬ女性に
密かに恋心を抱いていた。
ある日、精神科に入院中の父の病院で、その女性と再会する。
父親の新しい主治医である彼女は、春妃といい、夏姫の8才上の姉だった・・・。
(goo映画より引用)

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この映画、
原作は村山由佳さん著の「天使の卵」という本です。

私は高校の頃、学校の図書室でこの本と出会い
読んで大号泣。
そのあとすぐ、この本を買い(人生初のハードカバー買い!)
何度も何度も(高校を出た後も、最近も)
読み返しては泣く・・・

そのくらい、私にとっては大好きな一冊です。


そのせいか、この作品の感想は、「う~ん・・・」という感じです。
やっぱ原作にほれ込んでる作品は近づいちゃイカンですね(苦笑)
なんかいろいろ残念なところが目についてしまって・・・



【残念その1】

 原作に忠実にしてほしいエピソードがばっさり切られてて残念。

 思いつくままに書くと、まず主人公・歩太のお父さんの病状。
 何の病気なのか、予備知識のないまま見た人はぱっとわかったのかな?
 原作ではお父さんのことがもっとくわしく書かれてて、
 それで後のあの一件がひきたつ・・・って感じになってたのに。

 あと春妃が倒れるシーン。
 あそこは原作に忠実でいてほしかった。
 そしたらもっと泣ける感じになったろうに・・・

 そして歩太くんがお料理をつくるシーン。
 ここも原作どおりがよかったんでは?
 あのシーン、なんか好きなんだよね・・・


【残念その2】
 
 市原隼人くん。

 彼は大変よい俳優さんだと思います。
 むしろ好きです。

 でもでも。。。

 あの歩太くんには合ってなかったかも。。。

 というか私の中で確立している「歩太くん像」と
 すっごくかけ離れてて・・・
 (個人の問題ですね。。。^^;)

 じゃあ、どの俳優さんだったらよかったかというと
 これは同じく原作を読んだ(読ませた)相方と話したのですが、
 該当ナシ・・・なんですねぇ。

 う~ん・・・


【残念その3】

 小西真奈美様。

 コニタンの春妃役はすごく合ってました。
 もう、ばっちり!

 でも、
 演技が「アレ!?」でした・・・

 え~、「ミラクルタイプ」のときはいい感じなのになぁ。
 おかしいなぁ・・・



それにしても・・・

ホント、原作を読まず、映画から入った人は意味わかったのかなぁ。
そっちも気になってしまいました。

う~ん、う~ん。

そういうわけで、この作品、意に反してゼンゼン泣けませんでした。
用意したハンカチがなんかむなしかった・・・


映画から入られた方には、是非是非原作も読んで欲しい!
「天使の卵」を読んだ後は
続編の「天使の梯子」と「ヘブンリーブルー」も合わせてどうぞ☆

「ヘブンリー・・・」は買ったものの未読です。

映画のショックが大きすぎて
ほとぼり冷めるまでは読めそうにありまへん・・・(泣)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おおぉー (ゆきち)
2006-11-13 20:01:32
そうそう、「天使の卵」!!
たぶん、じゃすみんちゃんに教えられて読んだだっけ。。。超好きだったわぁ。。。
でも、そっかぁ期待はずれだったのねぇ
私も、市原くんは歩太くんじゃないなぁってちょぴっと思ってたから・・やっぱそうなんだねぇ
まだ、「天使の梯子」を読んでないからそっちを近いいうちによんでみまーす。
「ヘブンリーブルー」は初めて聞いた
これも続編なのかな。楽しみ♪
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コメンツ感謝☆ (じゃすみん)
2006-11-14 10:34:20
◆ゆきち
 あはは、私ゆきちにも薦めてたんだねぇ(笑)
 ホントあの話はいいんだよなぁ・・・
 うーむうーむ。

 歩太はやっぱ市原君じゃあないよねぇ!?
 うーむうーむ。

 「天使の梯子」は「卵」から10年後の話だよ☆
 なんか前向きで読み終わった後サワヤカ♪
 「ヘブンリー・・・」は最近出たみたい。
 映画公開とあわせて。

 まだ読む気しない・・・
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