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平和な毎日

ランニング大好き。走るほうは別ブログに書いてるので、ここでは好きなものを中心にあれこれと書いてきます。

最高のBGM(MDR-NC60)

2013年03月18日 | 今日の買い物

密閉式(最近ではアラウンドイヤーとも言うらしいね)ヘッドホンは昔からあるヘッドホン形態。昔は室内で家人に迷惑をかけず大音量で聴きたいのに適してたけど、ウォークマン登場で音楽を連れ出すようになってからは大きさと重さが敬遠されて今はカナル(耳栓)式が主流です。

ところが人間とは業の深いもので「いつでもどこでも良い音を聴きたい」というニーズが高まり、メーカーも新しい飯の種になるから雑誌でアラウンドイヤータイプ特集をドンドンして、いつの間にかオーディオコーナーでもスペースを確保するようになってました。

カナル式が最初の人には新鮮に映る「密閉式」も、自分のような密閉式しかなかった時代に育った人間にはどうしても「古臭い」イメージしかなかったんです。

ところがよくお邪魔するBlogでマーシャルのヘッドホンを見てから物欲の導火線に火がついたようで、このタイプが気になって仕方がない(笑)。

んで、中古で見つけたのがこれ。そもそも知識がないからどのメーカーのどんなのが良いのか解らない、いやそもそも自分の耳ではある程度を超えるとどれも「良く」聴こえてしまう。なのでこれをチョイスしたのも造りが良さそうなのできっとそれなりの音を出すんじゃないかというのとプリントされたNCマークでした。決して店員が「千円引きます」というのに釣られたわけじゃ‥本当は釣られました。

NC、つまりノイズキャンセリングはウォークマンで宣伝してたから私でも知ってます。カメラで言うなら「高速連射」とか「手ぶれ補正」などの飛び道具に近い技術なので、音の違いがいまひとつ良く解らない私でもきっと解ると踏んだのだ。

早速帰りの電車で使ってみる。おぉぉ!車内の騒音が一気に下がったのを実感。これは使える。実は私、通勤時間が片道1時間近く掛かるのです。なのでウォークマンは必携。これからはキースジャレットのピアノソロも聴けるなぁ。早速「サンベアコンサート」を落とし込もう。あとクラシックも聴けますねぇ。もっともこちらはショスタコーヴィチの5番しかCDないのだ。しかし何よりボリュームを以前より上げる必要がなくなるのが嬉しい。

専用キャリングケースが用意されカバンにスッキリ収納できるのも実によろしい。重さが負担にになると思ったけど、パッドの造りが良く装着感が抜群でそれほど重さを感じない。むしろボリュームを上げない分だけカナル式より長時間では疲れないんではないかしら。まさに通勤向け。

使用電源は単四1本。最新モデルは何故かリチウムになったけど、やはり単四の方が後々助かる。

NCで有名なBOSEのコンフォートシリーズより優れているのが電池切れでもヘッドホンとして使用可能なこと(BOSEは電池切れで音が出なくなる)。出てくる音は「本当に同じヘッドホン?」かと疑うくらい貧弱になるんだけど、聴けなくなるよりはまし。

最後にノイズキャンセルの本当の凄さを実感したのは実は電車ではなかったのだ。病院の待合室で何気に掛けて最初にノイズキャンセルをオンにしたら、いきなり周囲のザワメキが消えて自分だけが静寂の中に居た。いや誇張じゃなくて自分だけが隔絶された別世界にワープした感覚。これにはビックリ。ザワツキをキャンセルできるんだ。

なるほどコードがデタッチャブル式なのはノイズキャンセルだけ使うための配慮だったんですね。例えばスタバなんかで読書とか書き物するときには効果抜群です。ある意味「静寂」は現代で最高のBGMかも知れません。

 

 

 

 


侮れない親父スタイル(porter フリースタイル ショルダー)

2013年03月12日 | 今日の買い物


以前、500円バック購入記をアップしたんだけど、実はこのときもうひとつ500円ショルダーバックをお迎えしていました。今日はもうひとつの方をご紹介。それはポーターフリースタイルのショルダー。

私、このデザインが長い間馴染めなかったのです。理由は「凄く親父くさい」から。このサイズと形って昔からお父さんが休日に使うショルダーの定番だった気がします。更にビデオバックに近いものが多いです。定番なのかスーパーでも大量に並んでいるのだこのデザイン。

「他の親父と同じようなデザインのショルダーを持つなど、物欲魔人の沽券に関わる」と長い間このタイプのショルダーは避けていた。

しかしその信念も500円というポーターとしては破格(というか捨て値ですわね)なプライスタグの前にあっさり崩壊。安物買いの銭失いへ暴走するのだ「これくださいな」(笑)。

なので、当初は「買ったのはいいが、いつ使うんだろう」と部屋の片隅に埋もれてました。んで、何を隠そう今では休日の散歩のお供で一番稼動率の高いのがこのショルダー。

ポーターだから良いのではない、このサイズと形が実に使いやすい。まず高さが低い。個人的にはこの背が低いデザインは好みでありません。縦長のほうが好きです。それでも背が低いから中のものが取りだしやすい(なるほど)。

またマチ幅も薄い方がすっきりしていて好きです。実際、通勤用には薄マチの3Wayを使ってます。しかしこのバックはマチ幅もかなりあります、不格好だなぁ。それでも2室式の使い勝手は抜群。後ろにはタブレットとポメラ、更に文庫本が丁度良く収まります。前には財布や携帯、デジカメなどがこれまた丁度良く収まる。

この「丁度良く」というのがポイントです。入るだけならどんなバックでもOKですから。先に書いた「取りだしやすさ」とともに、今の自分のお出かけスタイルにジャストサイズなんですよね。

なので「さえないデザインだなぁ」とブツブツ言いながら、ついついこのショルダーを使ってしまう。成るほど世の親父達がこのデザインのショルダーを使うのは店頭に千円で置かれているだけじゃないんだ。それとも私が親父趣味になったからか(年相応と言われればそうだが)。


松屋戦線その2(The Local Identity (S) & The 4 Million Dollar)

2013年03月08日 | 今日の買い物

またまた日が経ってしまったが前回の続き。ミヤマ商会の奇襲攻撃を受け(正確には自ら進んで飛び込んだようなものだが)、満身創痍の体で決戦の地「松屋8階イベントフロア」へ向かうのだ。

さすがに千秋楽を翌日に控えた日曜日は実質的な最終日なのだ。更に午後5時近いとあっって、既にめぼしい獲物は刈り取られたそこはもはや焦土と化していた。下手するとお客より店員の方が多かったりして。

ザッと会場を回るが気になった物もなく、平和の内に終戦を迎えようとしたとき巧妙に仕掛けられたトラップに絡めとられる私であった。敵の名は「銀一」。そう、物欲を刺激するカメラに出会えず少し物足りない気持ちを見透かしたかのようなカメラ以外の物品攻撃だった。「虚を突かれる」とはまさにこの事。

それはカメラバック(またかい)。だってさ、ここで公言してるように私は大のバック好き。そしてそんな物欲センサーが感知したのが銀一コーナーに置かれていたカメラリュック。

普通リュックって、手持ちや肩掛けでは辛いような場面に対応するから基本的に大きめですよね。更にカメラ用はカメラやレンズと言った重量物を入れるので、普通のリュックより一回り大きい上に頑丈です。

みるからにヘビー級、もうそれだけでげんなり。ところが並んでいたのは既製のカメラリュックとは全く違うデザインでした、はい一目惚れです。

ターポリンを配したデザインは防水性に優れるだけでなく、ポーターのヒートに似た雰囲気でいかしてます。どこをどう見ても普通のリュック、ひとことでいえば「ださくない」。これが良い。正直、あの「いかにも」というデザインのカメラバックなど持ち出したくない。デジイチから遠ざかった理由の一つがそれを収納するカメラバックのデザインが嫌いということでした。

上部アクセスはカメラバックではありえない「二つ折れ」、これによりいざというとき収容力は大きくアップします。散歩先で思わぬ買い物があっても安心。これ大事なポイントね…本末転倒じゃん(笑)。またこれによりデザイン的にも「カメラ専用」という雰囲気を消してくれます。

「でもこれじゃ、道具の出し入れが大変でしょ」 いへいへそこが違うんですよ。

答えは「サイドアクセス」。

カメラリュックは基本的に全面をガバチョと開いて取り出すという造り。しかしこのリュックはサイドアクセスが基本。これにより道具の出し入れ時にリュックを地面に降ろすことがありません。ショルダーバック並の出し入れが出来るのです。

インナーはポップな配色でリュック内を探しやすいというのもお洒落なだけでなく実用的です。ジッパーは全て止水ジッパー、上部の二つ折りやターポリン使いと共にカメラの天敵である雨対策は万全です。

最初は気が付かなかったのですが、メッセンジャーバックで有名なクランプラー社の製品でした。成る程どうりでデザインが優れているわけだ。税込み5250円、お迎え決定。

更に見ると小さめのショルダーバックもあった。これもコンサート会場などでベルクロを使えなくさせる「消音パッチ」という機能が面白くて「ビデオカメラ用のバックが欲しかったんだよな」と理由をこじつけてお迎えしました、2100円。インナーはオレンジで、こちらも洒落てる。我ながら馬鹿だなぁと思いながらも幸せな気分で会場を後にしたのだ。


オマケに釣られて新年号

2013年03月04日 | 今日の買い物

いつものようにブックオフを巡回してて見つけたのだ、雑誌クリールの新年号。買い求めた理由は付録の2013ランニングダイアリーが欲しかったから。

ランニング雑誌は新年号の付録にこのダイアリーを付録にすることが多い。んで、いつもRunnnersの1月号を買うんだが、最近は付録欲しさに千円払うのも何だかなと思っていたのと11月から走れなくなり何となく買い逃していたのだ。

ただ、最近になって基礎トレ程度を再開したくなってきた(医師に相談しなきゃならんが)。走っている頃は時計のソフトで記録はクラウドに自動アップできたので私のような無精者でも問題ない。しかしこの基礎トレはクラウドだと付けるのがとっても面倒くさい。

実は基礎トレは継続するのが難しい。過去の経験で休足日に基礎トレをする場合は変化があるから続くのだが、基礎トレばかりだとどうしても続かないのだ。しかし記録することでモチベーションが維持できる。

実はこれは以前ランニングダイヤリーを使っていた時に経験済みなのだ。ただし、記録することが面倒くさいと結局記録しない→継続できない。やはりメモみたいに記録するなら手書きが一番なのだ。うん、あってよかった。

だったら普通の日記帳で良いじゃないか。いやぁ、専用だと予め体重や体調、距離などがテンプレされてるから何かと書きやすいんだよね。それに普通のダイアリーじゃモチベーションはなかなか上がりません。

 


松屋戦線その1

2013年03月03日 | 今日の買い物

さて少し開いたが2月24日の続き。


松屋へ行くには銀座駅で降りるのだがひとつ手前の東銀座で下車する。別に歌舞伎座が見たいからじゃない。実は中古カメラ市にお店を出さない銀座のカメラ屋もあるのだ。その名は「ミヤマ商会」。

銀座で中古カメラを扱うお店に石を投げればクラカメ屋に当たると言われるくらい銀座はクラカメ天国なのだ。そんな中でミヤマ商会は銀塩とデジタルが半々くらいのバランスになっている。そしてニコンと結びつきが深いのかデジタルニコンに強い。

FC-E8など私のデジタルカメラの主力艦隊はニコンで(その割に出撃回数が少ないんだが)、その多くがこちらのお店からお迎えしたものだ。本当にお店の良いカモであった。フラフラとお店に入りショーケースをボケラと眺めていると店長に声を欠けられた。覚えてくれて嬉しい反面、無沙汰続きで何だか気恥ずかしい。

「こんなのは如何ですか」と店長が取り出したのはS1100pjであった。むむむ、さすがは店長、私が大の変態カメラ好きなことを覚えていらっしゃるのだ。更に価格を見てひっくり返った。五千円って、マジ?

このデジカメは28mmからの4倍ズーム、屈折光学系採用の薄型で、まぁ平たく言えば「どこにでも転がってる普通のデジカメ」と何ら変わりない、ただひとつの点を除いて。そしてそのひとつの点こそ、このデジカメのアイデンティティであり変態度を120%までアップさせる秘密兵器、そう「プロジェクター」なのだ。初代をネットで見たときはいすからズリ落ちそうになった。だってデジカメにプロジェクターが内蔵されてるんですよ。そもそも、一体何に使うの。

(ハレーションじゃないっすよ。プロジェクターを作動させたところです)

何でも宣伝文句によると「壁に映してみんなで楽しむ」…本気でそう思ったのか…さすがニコン、世間知らずな発想だ。確かにこれならテレビがなくても大画面で見れる‥って、そもそもデジカメに付属してるAVケーブルをテレビに繋いで楽しむユーザーがどれだけいるんだ。

私のような変カメ大好き人間ならともかく、キヤノンだったら製品企画会議で出した発案者は即座にシベリア営業所開設準備室に異動でしょう。

そんで、この2代目は仕事でも使えるようにパソコンのプロジェクターとしても使える機能を装備しました。本格派のプロジェクターにはとても及びませんが、それでもこれだけ小さいうえにきちんとしたスクリーンに映すとそこそこ使えるだけのパフォーマンスを備えてます。でも仕事でプロジェクターを使うときはプロジェクターがある会議室を使います。またプレゼンで勇躍このデジカメを取り出そうものなら、出来る奴じゃなくて変な奴と見られるのが落ちです。そう、仕事で使うことはできません。

ニコンの意地なんでしょうか、このシリーズは次の3代目まで登場したんですよね、3代目はiPadとも連携できるようになりました。これでやっとプライベートでも使えるようになりませいた、それでも思うのは「一体、誰が使うんだ?」

それでもお迎えしたのは、何しろプロジェクター内蔵デジカメはニコンのpjシリーズを除くと、GEあたりから出たくらいの超マイナーデジカメ。行く末もお先真っ暗な絶滅指定のレッドマーク種とくれば、これを入手せずに物欲親父と名乗れるか!(我ながら駄目駄目だ)。

敵の不意打ちで負傷した財布に「しっかりしろ」と声をかけ、いよいよ敵の本丸へ向かうのだ。以下次号(笑)