
ポメラの新型DM25が出たので現物を見に行く。確かに前のモデルよりダウンサイジングされてるけど思ったほどじゃなくて残念。まぁこれならDM20で構わないよねぇと思いながらついでにDM100も触ってみる。
くわぁ!やっぱし良いわ。何と言っても本体が薄いのが良いやな。それと電車で使ってると広げるときはそれほど不便に感じないけど、どうしても慌てて下車するときDM20の折りたたみは不便なんだよね。
正直これ以外に100を選択する理由は今までなかったんだけど、逆に折り畳みが不便で今でもちょくちょくJornadaなんて化石みたいなWindowsCEマシンを使ったりするんですわ(他にもoasys pocketなんかもあったりするのよ)。
個人的なお気に入り度は、サイズはoasys pocket、キーボードはjornada、液晶はpomeraって感じですね。つまり理想のテキストマシンはoasys pocketにjornada並のキーボードを載せて液晶はpomeraのものにする。こんなマシンが欲しい…叶わぬ夢でしょうね。
そんな中、理想に一番近いのがDM100なんですよね。久しぶりにDM100を触ったら物欲がムラムラと陽炎のごとく立ち上るのだ。そんでもってさ、ついでに中古屋に立ち寄ったら何とDM100が置いてあるじゃないですか。
店員に訊くと「今日店頭に並べました」ですって…何というタイミング、痛いところを突くなぁ。DM10は中古でよく見るけどDM20になると数が減る。さらに100はそもそも中古を見たことがない。これは神のお導きに違いないとお迎えしました。
早速、帰りの電車で使うのだ。むーん、店頭で少し触るのと実際に使うのでは印象がまた変わります。店頭での感触より使用するとさらに「こりゃぁ良い」という印象が強まりました。
下車ぎりぎりまで画面を開いていてもOKというのが嬉しい。横幅をたっぷり取ったのでキーの間隔が従来より開き、今まで以上にタイピングが楽です。またキーストロークは小さくなった感じがします。それらのせいか今までの「押す」という感じから「叩く」フィーリングに近づいた気がします。ほんの僅かな違いですが自分には「とーっても大事なこと」。一気にお気に入り度数がアップしました。
下車後そのままマックに入りましたが、ここでもテーブルにピタリと張り付く感じで抜群の安定感を実感。さらにキーボードの位置が下がったことでとても打ち込みやすいです。折りたたみ廃止による安定感アップでタイピングのフィーリングがこれほどまで良くなるとは思わなかった。今まで以上に気持ちよく打てます。
とにかくハード面でのタイピング環境が格段にアップしているのが素晴らしい。僅かな使用ですがメッチャ気に入りました。
実はJornadaを復活させたこともあって、一時期モバイルギアの後継と言われたLife Tatch Noteにしようかと思っていたんだけど、こちらに手を出してたら今日買うことはできなかったわ。
近い将来DM-100も後継モデルが出るでしょうが、Wifiとか余計な機能など取り込まず、よりタイピングマシンとしての資質に磨きをかけて欲しいです。