goo blog サービス終了のお知らせ 

命のカウントダウン2(健康余命537」日

以前のブログ「命のカウントダウン」にユーザーとしてアクセス不能。今しばし、こちらに引越します。以前のブログも見てね!

鉄人な1日?(自分で言うのも・・・ですけれど)

2025-04-18 23:11:45 | 日記
昨夜、8時半に舞鶴から戻って来ました。釣れない釣りは疲れます。1日中、250g程度のジグをグイグイ煽っていた(新品の竿が折れるほど)ので、電動ジギングとは言え、結構腕パンパンでした。

帰り着いて間もなく訪問看護師からの電話。10日ほど前、外来で抗がん剤治療を受けた患者さん、昼間、船の上で報告を受けた時は37.4℃と言う事だったので、腫瘍熱かもしれないし、様子を見ましょうと返事をしたのですが、9時過ぎに掛かってきた電話では38度台後半。消化器系のがんで、半年以上前からがん性腹膜炎による消化管閉塞で絶食中。経口摂取することが出来ないので、解熱剤も、座薬を使うか点滴をするしかありません。ご家族はおられるのですが、諸事情合って「座薬を入れる事が出来ない方」なので、看護師か私が行かないと何ともなりません。最初は看護師に行ってもらって、解熱剤の点滴をしてもらおうと思ったのですが、自分で行った方が話が早いと考えました。

キャンピングカーでの帰宅でしたので、医院まで行って、いつもの往診車(ビッツ)に乗り換えて往診。

着いたら先ず、インフルエンザと新型コロナの抗原検査をしました。(勿論、両者ともに陰性でした)
中心静脈からアセリオの点滴を入れながら、抹消ルートを厳重に消毒の上確保して、血液培養及び検査用の採血、そしてセフトリアキソン2g+生理食塩水20mlをゆっくり静脈注射しました。30分ほどかけてアセリオの点滴を終えた頃には、体温は37.6度にまで下がっていました。

それから帰宅して、風呂も入る気にならず泥のように眠りました。

今朝、6時過ぎにけたたましいコールで目が覚めました。呼び出し音、煩い船中でも聞こえる様に最大にしておりました。

こんな朝早く誰やねんと思いながらも、頭の中では候補者の名前が何人も浮かび上がります。しかし、たどたどしい老人の口から出て来た名前は、予想もしていなかったものでした。結局、早朝の往診は治療ではなく、状態の確認と法的手続きというタイプの仕事でした。

休む間もなく定刻が来て、日常の仕事が始まりました。今日は日常診療も忙しくて・・・発熱患者さんも多くて、てんやわんや。

朝の診療が昼に食い込み、いつも楽しみにしている夫婦での昼ごはんも時間が無い時の「餃子の王将」「安い・早い・旨い」は坂根医院開業以来の目標です!ここはいつ来ても後悔しませんねぇ。これも真似したいですねぇ

昼の残り時間で6件・7人の訪問診療。なかなかハードで、医院に戻ってきたのは定刻4時30分の5分前でした。

夕診も賑わって、結局1日で99人の患者さんと相対しました。
今日に限っては、私、鉄人?
こんな方々の仲間に入っても許されませんかねぇ?


独りよがりな呟きでした。
アイアンシェフの鉄人は、ちょっとイメージ違いますね。私の言う鉄人は、鉄人マラソンの鉄人なのかな
私自身は、5㎞すら走れませんが!!

鉄人28号の歌 デュークエイセス 朝日ソノラマ版

故郷の海・・・・なのかな?

2025-04-18 00:05:00 | 日記
朝、6j過ぎに稲ちゃんに「そろそろ起きたら?」と起こしてもらって、私はカップ麺、稲ちゃんはサンドイッチの朝食をそれぞれ摂ってから、船に荷物を積み込みました。
クーラーボックスの位置を考えていたら、既に船は埠頭を離れていました。
東舞鶴港を出、1時間半ほどひた走りに走って、漸く漁場に着きました。
漁場にはざっと数えただけで30隻ほどの遊漁船。
集中してはいなくて、1㎞四方ほどの地域にばらばらに散らばっています。
そのあたり一面に根は存在しているのでしょうね。
地図を見ると、我が両親の出身地がいずれも出てきています。父は野田川町、母は宮津。親戚は網野や舞鶴などに沢山おられます。故郷の海なのですかねぇ

船長の指示に従って水深120mほどまで鉛で出来た細長い魚型の錘(ジグと言います。)を沈めては巻き上げて・・・・
ご苦労なことに、皆さまは自力で巻き上げておられるのですが、私たちは、電動で巻き上げました。

爺さんにとっては、一日中重たい鉛を巻き上げ続けるのは無理でございます。

結局、一日中巻き上げては沈めて、沈めては巻き上げて・・・
二人で延々同じことを続けて・・・・

何も得られませんでした。
稲ちゃんも私もボウズ。

おまけに私、新品の竿バキッとおれちゃいました。
軽油代使って
高速料金払って、遊漁船代支払って・・・

疲れ果てました!!!
その上、帰り着いたら、在宅重症患者さん宅から電話が掛かってきまして・・・

深夜往診、各種検査、点滴施行させていただきました。
自分でも呆れるほど丈夫で使いべりしない70歳でございます!!

20年ぶりくらいで故郷に近づいて、無駄なことをいっぱいして、帰ってきました。疲れたけれど、人生ってこんなものですよね。無駄を楽しみましょうや!



John Denver / Country Roads カントリー・ロード / ジョン・デンバー