命のカウントダウン2(健康余命953日)

camperのブログにアクセスできなくなりました。それで今しばし、こちらに引っ越します。

2024年6月7日の新型コロナ情報 この秋のワクチン情報など

2024-06-08 00:16:24 | 新型コロナ
今日は金曜日なので国立感染症研究所(NIID)の新型コロナ情報が更新されました。
4週連続で増加しているとの事ですが、増加率はわずかです。
地域別にみると・・・・
沖縄県、鹿児島県、宮崎県の伸びが目立ちますね。我が奈良県は、伸びてないのにワースト3位でした。

ダントツトップの沖縄県、人口100万人当たりの7日間の新規感染者推定値が4,080人でした。

第7波の最盛期は、沖縄県では2万人を超えることもありました。あの時の経験があるので、沖縄県はそう簡単に医療崩壊しないでしょう。
昨夏の第9波では奈良県でも1万人を超えました。奈良県もそう簡単には医療崩壊しませんよ。あの頃みたいには!!
全国的には2022年冬季の第8波>23年夏から秋の第9波だったのですが

我が奈良県では第8波<第9波だったのです。
このグラフでは第7波は出てきませんが、2022年夏の第7波が全国的に過去最大の波だったようですね。
我が坂根医院では2022年夏の波(7)>>2022・23冬の波(8)>2023年夏の波(9)>2023・24冬の波(10)でした。徐々に波が小さくなって来ていて嬉しいです。


ちなみに、いつもユニークな動きを見せてくれる沖縄県はというと・・・
沖縄県も8<9ですね。そしてこの冬の波が見当たらず、2024年夏の波に突入している感じです。地域によって少しずつですが動向に違いが見えますね。

閑話休題、現在感染の主体となっている新型コロナの変異種・亜種って一体何なのでしょうか?ご存じですか?XBB1.5とかBA5とか昔耳にした覚え無いですか?懐かしいですよね!!今現在感染の主流になっているのはJN1というオミクロンの一種だそうです。JN1悪性度というか重症化率は従来種より「たちは悪くない」との事です。

このJN1、世界的にも主流を占めていて、この冬向けに生産されるワクチンは世界的にJN1が対象となる様です。


長くなりました。 まとめます。

1,新型コロナ感染症(COVID-19)はこのところ4週連続で増加している。

2,都道府県別の感染動向には差があり、沖縄、九州南部で増加傾向が強い。

3,感染率ワーストの地域(沖縄県)でも、以前の最盛期に比べると数分の1の規模であり、医療崩壊には余裕がある。

4,現在流行しているのは全てオミクロン種に属する変異種であり、その中で現在主流を占めているのは、日本でも、世界でもJN1と呼ばれる種である。

5,JN1種は従来の変異種に比べて感染力は強いが,重症化率は高くないことが証明されている。

6,今冬向けの新型コロナワクチンは世界的にJN1を対象としたものであり、日本でもそうすることが決定されている。


コロナの死者累計で10万人超え

2024-06-07 22:14:09 | 新型コロナ
最近、とんと報道されなくなった新型コロナ感染症
連日連夜どこのチャンネル回しても(表現が昭和だなぁ!)コロナコロナだったのにね!!

昨日、2024年6月6日、久々にコロナ案連のニュースが流れました。新型コロナ感染症の死者数が累計で10万人を超えたと厚生労働省が発表しました。

新型コロナの流行が始まった20年の死者数は3466人。
重症化しやすい変異株「デルタ株」が流行した21年には1万6766人に増加。
22年は、致死率が低下した「オミクロン株」が主流になったが、感染者数が急増したことに伴い、死者数も4万7638人に急上昇した。
2023年は3万8080人で、累計10万5950人となった。男女別では、男性5万7222人、女性4万8728人だった。
 厚労省は新型コロナ死者数を毎日公表していたが、5類移行に伴って終了、対象月の約5か月後にまとめる人口動態統計により、月単位で公表している。




2024年5月31日の新型コロナ情報

2024-05-31 20:00:54 | 新型コロナ
2024年5月31日時点での新型コロナ情報を伝えさせていただきます。
情報源はNHKのHPの新型コロナ関連ページ
及び札幌医大HPの「都道府県別人口当たりの新型コロナ感染者数の推定値」のページ
モデルナの「新型コロナ・季節性インフルエンザ・RSウイルス リアルタイム流行・疫学情報 」というHPよりいただいております。

国立感染症研究所NIIDのHPには直接参考になる情報は皆無でした。何しろ、新型コロナ関連の情報、最終更新:2024年5月17日 ですから。



さてさて、最新の新型コロナ感染症情報です。一言で言うと
 微増(大した変化なし!!)です。
自治体別の人口たりの感染者数にも大きな変化は見られませんでした。
我が奈良県はワースト3位から2位に躍進!!


でも、奈良県の最前線にいる私ですが、危機感無いです。ワースト2位ではありますが、絶対数が低いですから。上に出ている数字、人口100万人あたり、週当たりの感染者数なのですが、現在ワーストの沖縄が3,000程度、2位の奈良が2,000程度ですよね。2022年の夏においてはこの数字が2万程迄上がってました。2022年8月に坂根医院では計450人のコロナ患者を診断しました。
その時に比べると現在は、以下のレベルです。
2024年5月に診断した新型コロナ患者数は計18人でした。
じわっと増えてはいるようですから、油断はできないと思いつつ、今しばらくはのんびりできそうだなとも感じている今日この頃の私でありました。


沖縄ワースト 奈良2位 兵庫3位

2024-05-25 17:08:12 | 新型コロナ
札幌医大の【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推定値 が発表されました。

予想通り沖縄県が頭一つ抜けてのワースト1位。奈良県2位、兵庫県3位でした!!

殆どの都道府県で増加しているのが分かります。隣接する自治体でも感染率が全く違うのですが、理由は不明です。

例えば、奈良県は三重県、京都府、大阪府、和歌山県に隣接しているのですが、
その7日間の新規感染者数推定値(人口100万人あたり)2024/05/19現在 の数値は、

奈良県  1967.9
和歌山県 1026.9
大阪府       756.0 
京都府          750.4
三重県          539.5
と、大きな差が見られます。奈良県は隣接する府県の倍以上の感染率なのですね。不思議ですね。
地図で見ても、地域による偏りは感じられません。
理由は不明ですが、新型コロナ感染症(COVID-19)は、2024年夏に向けての上昇トレンドに入った様です。現在、沖縄県、奈良県、兵庫県、鹿児島県、神奈川県などで全国平均より少し濃厚に感染者が出ています。
皆さま要領よく感染予防に努めてください。今流行っているオミクロン系の変異種、軽く済むことが多いですが、中には重症化したり後遺症を残したりすることも未だあるようです。なめちゃいけません!!

新型コロナ感染症は2週連続微増

2024-05-24 22:02:59 | 新型コロナ
今日は金曜日なので、新型コロナ感染症の都道府県別の感染傾向がNIIDから発表されました。
以下は、NHKを通じて発表された可視化し易くされたデータです。


NIIDの発表はリアルタイムではない一週間ほど遅れた情報ですが、「モデルナのリアルタイム流行・疫学情報」は、正にリアルタイムの情報を伝えてくれます。

これらを見ると、新型コロナ感染症=COVID-19 患者数はGW前半頃をボトムにして、その後2週連続で増加しているようです。

奈良県中部の坂根医院の週当たり患者数の推移です。今日作ったばかりです。
一医療機関の小さな情報ではありますが、これを見ても増加に転じている様に見えます。

一方のインフルエンザですが・・・
NIIDは先週の金曜日に発表したデータを最後に、今シーズンのデータ更新を終えました。先週発表の日本地図、真っ白でしたからね。
モデルナのリアルタイム情報でも、今シーズンのインフルエンザは終わったかのように見えますね(今年のグラフは赤い線です)。ただ、夏に小さな流行があったりすることもあります。そんな時もリアルタイム情報は役に立ちますが、NIIDは役に立ちませんね。

ちなみに、札幌医大の「人口当たりの新型コロナ感染者数の推移」は、24日22時現在、まだ更新されていません。沖縄のトップ(ワースト)はゆるぎないと思われますが、奈良県は何位なのかな?明日あたりであろう更新が待たれます。