命のカウントダウン2(健康余命913日)

以前のブログ「命のカウントダウン」にユーザーとしてアクセス不能。今しばし、こちらに引越します。以前のブログも見てね!

新型コロナ10週連続増

2024-07-19 22:06:32 | 新型コロナ
本日7月19日(金) 厚生労働省から令和 6 年第 28 週(令和 6 年 7 月 8 日から令和 6 年 7 月 14 日まで)分の新型コ ロナウイルス感染症の発生状況が発表されました。
全国の患者数は10週連続で増加を記録しました。1医療機関あたりの平均患者数は11.18人で前週の1.39倍で した。増加率も増加していますね。
地域で見ると、北海道、沖縄以外の都道府県で増加しています。
人口当たり定点医療機関数を考慮に入れていないこんなデータよりも・・・

札幌医大が発表してくれている
【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推定値
こちらの方がよほど重要なデータだと思うのですが、どのTV番組でも全く取り上げませんね。取扱いに難があるためだと思いますが、勿体ないなぁと思います。札幌医大、もう少し努力してくださいませ。利用者が増えないと収入に繋がりませんよ!!

減少に転じた沖縄県は10位に後退。ワースト4位までが九州勢です。そして、ワースト5位は、われらが奈良県です。本当に何故なのでしょうね。そして、17位までが西日本勢です。18位に神奈川県が顔を見せます。北陸、北海道、北陸方面は感染率低いですね。
この夏、遊びに行くなら、東北・北海道・北陸地方がお勧めです。



推定値の実数は

このようになります。一週間の感染者数、全国で40万人越えですか。増えましたねぇ。前週までは昨年同時期を下回っていたのですが、今回の発表では昨年同時期のデータを初めて上回りました。
入院される方も増えています。

入院される方の72%が70歳以上の高齢者です。そしてICUへの入院、人工呼吸器の装着が入院時から必要だった重症入院の3人に2人は70歳以上の方でした。多くの方がワクチン接種や、これまでの罹患で抗体を得たこと。そしてウィルス自体も弱毒化してきたことなどにより軽く済む方が多くなってはおられます。ですが、重症化する方、亡くなる方もまだまだ多くおられます。重症化因子を持った患者さんや高齢者にはやはり怖い病気です。体調が悪いなと思ったら、可能であれば外出は控えてください。やむを得ず外出する時は人混みは避け、マスク着用を心がけてください

これから始まるであろう感染拡大期。人の居るところコロナ有りと考えてください。効率的に感染からご自身やご家族を守り、社会生活を守り、医療崩壊を遠ざけてください。


新型コロナワクチン定期接種10月1日開始

2024-07-18 20:34:22 | 新型コロナ
 新型コロナウイルスワクチンの定期接種が10月1日から始まることが決まりました。具体的な接種期間は、来年3月31日までの間で各自治体が決めるそうです。
  定期接種は65歳以上の高齢者と、心臓や腎臓、呼吸器に機能障害があるなど基礎疾患を持つ60~64歳の人が対象です。
目的は重症化予防。年1回接種する。自己負担額は自治体によって異なるが、最大7千円。
 インフルエンザや肺炎球菌などの他のワクチンとの同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に受けられる同時に打たない場合の接種間隔に制限は設けない。
ワクチンには、オミクロン株の「JN・1」や、それに近い系統の変異株に対応したものが使われる見込み。今現在流行の主流になっているKP-3に直接対応しているワクチンではないです。どれくらい効くか、分からないです。「同じ系列だから効くのではないかな?」という希望的な予想に従うしか無いようです。何の保証もございません。

  各自治体が定めた期間外の接種や、対象外の人が打つ場合原則全額自費(1万5千円程度?)の任意接種となる。

新型コロナワクチンには、国産ワクチンと言う選択肢もある。
自治体がどのワクチンを選ぶのか、興味深いで。でも、普通に考えると、主力は実績のあるこちら(ファイザーのコミナティ)になるのか?


一方、インフルエンザワクチンは9月下旬~10月上旬に出荷される。
内容は以下の通り。
 2024~2025年シーズンは以下の4株がワクチン製造株として選定された。
A型株
  • A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)
  • A/カリフォルニア/122/2022(SAN-022)(H3N2)
B型株
  • B/プーケット/3073/2013(山形系統)
  • B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
西日本では10月上旬から、東日本では10月中旬くらいから接種開始することが多い。ワクチンの効果は5~6ヶ月は続くが、接種後、効果が発現するまで2週間はかかる。

 インフルエンザワクチンなどと新型コロナワクチンとの同時接種、制限はありませんが、医師が特に必要と認めた場合に受けられるとあります。
 医師個人の判断に任せられているわけです。今回のJN-1株に対応した新型コロナワクチンの接種なんて、誰も施行したことがありません。初めてのワクチンと新たなインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンとの同時接種、経験者なんて存在するわけないです。それを医師個人が特に必要と感じた場合には施行しても良いって何??

 10月から3月にかけては、自治体主導の「特定検診」、風邪のシーズンも重なる時期です。外来診療が多忙を極める、1年で最も多忙な時期。そんな時、1週間後に来てくださいねなんてのんびりしたことは言えませんよね。やむなく同時接種せざるを得なくなる? 厚生労働省の思う壺に嵌っちゃいそうです。

そして何かあったら施行した医師個人の責任!!
とはいえ、同時接種せず、に2回以上に分けたからといって、医師の責任が無くなるって訳でもないけれど。自己判断が入らないだけ裁判になったら少し有利になるのかな?

兎に角10月1日から65歳以上と60歳以上で心臓や腎臓、呼吸器に機能障害があるなど基礎疾患を持つ方に対する新型コロナワクチンの定期接種が始まります。目的は感染予防ではなく、重症化予防です。今以上の詳細が分かったら、追ってお知らせします。

久しぶりの新型コロナ報道

2024-07-17 08:59:15 | 新型コロナ
昨夜、富山からの帰り道、TVニュースで久しぶりに新型コロナの報道が流れてきました。
これまで、知らん顔していたのに、やけに危機感あおっています。
あんたら、いままでさんざん無視してきたのと違うんかい!!
ほんと、マスコミ、勝手なものです。

各局のコロナ関連のニュース
キーワードは

新型コロナ感染症急増
9週間連続の増加
沖縄が最多
沖縄・九州の感染者が多い
感染の主流株はKP3
KP3は感染性強く、これまでの免疫を逃れる力が強い
今後一ヵ月は感染が増え続けるであろう
既に11波に入ったと思われる

といった内容でした。
いずれも、当ブログでは何度も警鐘を鳴らし続けて来た事であります。

チョットだけ見解が違うのは、今度の波は、11波とは呼ばず、2024年夏の波と呼んだ方が良いのではないかと言う事です。何故ならば、今後も新型コロナ感染症は世界的に見ても消失することはないでしょうから・・・・・

インフルエンザを第298波なんて言わないでしょ!年1回波が来るインフルエンザだと、何年のインフルエンザだけで良いのですが、新型コロナ感染症は年に2回、夏と冬に波が来ていますので、何年の冬の波、夏の波で良いのではないかと言う事です。

これまで、我ブログで言ってきたこと、少し違っていたかなと反省してもおります。現在主流のKP-3、これまで流行っていたJN-1と同じ系列なので大した違いはないだろうなどと高をくくった発言をしていたのですが、ウィルスも生き延びるために自己改革を繰り返しており、相当変化しているのだそうです。
KP-3免疫逃避性が相当に強く、感染性も強そうだとのことです。厄介ですねぇ。沖縄県では感染者の9割以上を占めているのだそうです。そして、沖縄県の医療機関は危機的状況のあるとのことです。

やはり、急激な感染拡大は避けなければなりません。新型コロナ感染症(COVID-19)と、共存していくために、感染が拡大しているときには急速な拡大を避けるために、感染の危険性が高いところに出向くのは出来るだけ避け、それが無理ならマスクなどの防護策を取るなどして感染の確立を下げましょうと言っています。

かくいう私たち夫婦、昨日まで立山で遊んでおりました。ケーブルカー、高原バスなど、連休で混んだ公共交通機関に何度も乗りました。混雑している場所ではマスク必ず着用していましたが、それでも、感染することはあります。しかし、マスクを付けることで、吸い込む病原体の数を減らして感染する確率を下げることはできるのです。高原の散策時にはマスクなんて付けませんです。その場に応じた対応で適宜対応がわたしの主張です。ご理解ください

医療崩壊を回避するため、出来るだけ感染回避の努力をしてください。
それでも、もし、感染してしまった場合、高齢者だったり重症化因子をお持ちであれば、高価ですが、抗コロナ薬を服用されたほうが安心だと私は思っています。後遺症を回避できる可能性も高まります。要領よく生きていきましょうや!!




算数の分からない人

2024-07-15 00:09:19 | 新型コロナ
富山のお寿司屋さんで、論理は無茶苦茶だけれど、説得力はあってしまう料理長の話をしました。

世の中、そんな方多くおられるようです。

新型コロナ感染症に関しても、マスク着用が悪いのだとおっしゃる方がおられました。マスクを着用することが新型コロナ、インフルエンザなどの感染症を増やしていると主張されています。

算数、理科、苦手な方だったのだろうと想像しちゃいます。小学校から・・・自然科学理解出来ないのだと想像します。

声大きく、熱っぽく主張されると、同調しちゃう方結構おられるのですよね。だから、自分は正しいとますます思ってしまう。

適当に相槌打っておられる貴方、結構罪作りです!!

マスク着用することが新型コロナ感染症を増やす原因だと言われるのならば、
病院のコロナ病棟で、ヘルパーとして一週間マスクなしで勤務していただきたいです。実証してくださいませ!!

中国が、マスク着用を厳密にしていた時期と、それを緩めた時期の感染状況の激変、ご存じないのでしょうか?

算数が分からない人は、そんなこと知らないというのでしょうね。知らないのは無知であり、阿呆だとお知り下さい。そこまで言っても、多分、分からない人には分からないのでしょうね。だから、あなたは騙される!でも、当事者は、逆にそう言っている私が騙されていると思われるのでしょうから・・・面白いですよねぇ。

所で、新型コロナ感染症、急激に増えてきているようですよ!!

気を付けてくださいね。
マスクが感染を増やすのか、減らすのか、実験してくださいませ 
!!
日本人はマスクを着用しているから世界から取り残されているのだそうです。
その論理性で行くと、日本人はひらがななんて使っているから、世界に取り残されているのだとも言えますよね。論理、大事にしましょうや!!何のために算数・理科を学んだのか、使える状況を広げるために学んだのです。分かってください!!


新型コロナ感染症予想通り!9週連続増

2024-07-12 21:45:15 | 新型コロナ
厚生労働省は2024年7月12日、全国約5千の定点医療機関から7月1日~8日に報告された新型コロナウイルス感染者数が計3万9874人だったと発表した。
そこから類推される全国の感染者数は7日間で31万6252人、1日4万人強です。1日10万人を超えると「かなり流行っている」20万人になると超最盛期レベルです。ですから、現在のレベルは・・・祇園祭でいえば・・・プレプレ宵山レベルですかねぇ・・・京都以外の人には縁遠い例えですみません。

コロナ患者は9週連続で増加。1機関当たりは8.07人で前週比1.39倍でした。

ちなみに昨年の同時期は1定点あたり9.14人でした。まだ、今シーズンの方が少ないですが、徐々に追いついている感じです。

流行っている種類としては、これまで主流であったJN1に代わってKP3と呼ばれる系統が増えているとのことです。ですが、これまでのJN1同様、以前に流行したBA2.86から派生したオミクロンの一派であることには違いありません。すなわちJN1とは近縁ですので、感染状況などに大きな影響は無いと考えられています。

厚生労働省の発表を分かり易く日本地図に落とし込んでくれているNHKのホームページ
全ての都道府県で増加していますね。

自治体別、人口当たりの感染者数(推定)を表示してくれている、札幌医大のホームページです。
使い方は過去の私のブログを参照してください。
人口当たりの新型コロナ感染者数で、沖縄県が久しぶりに首位の座を譲ったことが目新しいです。全国な傾向を見ると、南高北低ですね。奈良は近畿圏内で孤独に頑張っている???何故?

新形コロナウィルス、夏は暑いところの方が流行りやすいのでしょうか?
全くつかみどころのないウィルスです。



以前にも言いましたが、感染した時にウィルスを減らし、症状改善や後遺症を減らすであろう抗コロナ薬は現在とても高価です。


抗コロナ薬、服用しなくても多くの方は治癒されます。でも、若い方でも重症になる方も少数ですがおられますし、不規則な後遺症に悩む方む方もおられます。そして高齢者にはやはり厳しい病気で、入院される方の半数以上は、現在でもやはり高齢者です。


新形コロナ感染症、TVなどでほとんど報道されなくなったせいで関心が大幅に薄れています。新型コロナなど気にせずに社会生活を回していこう、そうでないと肝心の生活が成り立たなくなる。という事なのでしょう。それは勿論理解しているつもりですが・・・・あれだけコロナで大騒ぎしていた時のことを思うと、その対応のあまりの違いに立ち尽くしてしまう私です。

君子豹変すと言う言葉がありますが、新型コロナに関しては、マスコミは勿論、世間一般皆、君子なのでしょうか???

新型コロナに感染した時の自宅安静加療の日数にしても、当初の14日→10日→7日、そして5類に移行したあとは義務ではなくなりました。
療養期間の目安として、厚生労働省は、発症の翌日から5日間 かつ症状が改善してから24時間は自宅安静加療を推薦します としています。これなど、SARS-CoV-2ウィルスとの接し方を人類が変えてきた歴史が圧縮されていると理解しています。ウィルスは生き残るためにその遺伝子を変化させていますが、人間も生き延びるためにその対応を変えてきたわけです。

現在では、発症の翌日から5日間 かつ症状が改善してから24時間経過した後は、ウィルス量は減っており感染力は弱くなっている(検査をすれば陽性になる可能性はあるし、絶対に感染させないなどとは言いません!)ので、陰性を確認することなく社会生活に復帰するのがルールになっています。あくまで「そのほうがスムーズに社会が回る」と言う観点からのルール変化の歴史、ご理解くださいませ。

此処に正義があるとか、これが正解という問題ではありません。求めても正解なんて何処にも存在しないでしょう。
あくまでも、人の社会性から、現在の落としどころがこうなっていると言うだけの話です。そこをご理解いただきたいです。

2024年7月12日、私が獲得できた現在最新の新型コロナ情報はこんなところです。