梅雨に入り始めている近畿地方ですが、2週間天気予報で何とか持ちそうな6月18日(火曜日)に釣りに行こうかと思っています。
この季節近畿地方での釣り物はイサキです。
カツオが釣れるのなら、断然そっちに行きたいのですが、カツオが釣れているという情報今のところないです。
それで、イサキ釣りに行こうと配偶者を誘いました。配偶者は天気が良ければ断然山に行きたいそうで、18日の予報は晴れではないので、何とか「しょうがない、そこまで言うのなら付き合いましょうか」という雰囲気であります。私、配偶者と釣りに行きたいので、低姿勢でございます。需要と供給の関係ですね!
東北地方でで釣り船が転覆したこともあって、より低姿勢にならざるを得ない状況でございます。トホホ
和歌山御坊の釣り船に私一人で予約を入れたら、まだ誰も予約が無い日で、あなたが一人目、3人揃ったら出船しますとの事。
何とかメンバー揃えないとね!!
釣り具を点検したら、4人分は余裕で揃えられそうです。
写真を見て、わかる方には分かる明らかにオーバースペックな釣り具です
でもねぇ、関西の釣り船、オーバースペック好みなのですよ。
関東の釣り船とは糸の太さもおもりの重さも針のサイズも明らかに違います。
関東では「マグロでも釣りに行くの?」と言われそうなスペックの釣り道具がイサキ釣りの推奨になっています。
道糸のPE4号が推薦です。ハリスは3号から3.5号です!!錘は120号
一言でいうと、関西のイサキ釣りは、漁猟です。釣りを繊細に楽しむなんて感覚皆無でございます。
関東の推奨仕掛けは、道糸PE2号、錘60号 クッションゴム入れて、ハリスは1.75号だそうです。そんな仕掛けで和歌山に行ったら、絶対に船長にどやされます。何考えてるねん!!周囲の迷惑考えろ!!あんた、稚魚まで釣りつくすつもりなのか!とか言われそうです。関西では糸の太さ倍ですね。太さが倍の太さだと強度は4倍ですから・・・・全くもって常識が別世界という事をご理解ください。
私も、出来るコトなら、ゆるりと繊細な釣りを楽しみたいのでありますが・・・
関西ではそんなことは許されず、釣れるときにつれるだけ釣り上げろ!
休むことは許さない!!というのが主流でございます。
それで、過去には夫婦で「出漁」して 休む事を許されず、200匹以上釣ることを余儀なくされて・・・・・
私は面白かったのですが、配偶者は「苦痛」でしかなかったらしいです。
その上、持ち帰ってからの「作業」も、大変でした。
200匹以上のイサキを駐車場で鱗引き、三枚おろしにして、分けらる人にはお分けたのですが、三枚に下ろしてもまだ駄目という方も結構おられるのです。それで、残りを塩漬けにしたり冷凍にしたり。私は大いに楽しんだのですが、配偶者は相当な苦痛だったそうです。まあ、そうかもしれませんね。
なんでも楽しんでしまう私の感覚が異常なのでしょうねぇ。
それにしたってです。私が思ったのは、あの時の超大漁のイサキ、前日から翌日まで夫婦二人の労力を総動員しました。それでも、卸価格なら一尾300円で売れたら良い方でしょう。
超大漁時、あれだけジタバタして、二人で二日で6万円????漁業は割に合わないなぁと思いましたよ。
私たち二人が医療界で二日働いたら、その2倍、3倍は得られると思います。
すみませんが、医師免許は葵のお札程ではないですが、ちょっとそれに近いものがある「恐れ多い」お札だと思いました。
お魚さんたちにも、この「葵の御紋が目に入らぬか!」と、言えたらいいのですが、ま、それはしょうがないですよね。