命のカウントダウン2(健康余命947日)

camperのブログにアクセスできなくなりました。それで今しばし、こちらに引っ越します。

秋の葛城山散策

2023-10-31 22:33:13 | トレッキング
昨夜、釣りに行こうかどうか、相当に迷ったのですが・・・
配偶者が「山」というので、付き合うことにしました。
連れ合いは、もっと本格的な山に行きたかったようですが・・・
何とか低レベルの私に合わせてくれて葛城山に落ち着きました。

すがすがしい気候、秋晴れで、とても気持ちの良いトレッキングでした。
いつもは北尾根コースを上って櫛羅(クジラ)の滝ルートを下るのですが、趣向を変えて、櫛羅の滝ルートから上ることにしました。
上り始めてびっくりしました。クジラの滝ルートは、北尾根コースよりも早く登れはするのですが、コースが分かりにくく、相当に荒れたコースだと認識していました。それが、整備されて、きれいな階段がいくつもありました。

流石に近鉄、お金かけてくれるわ!と、感心しながら登りました。
立山周辺は関西電力が整備してくれるそうですが、葛城山は近鉄が整備してくれるようです。
2時間ほどで山頂に到着しました。山頂からは大阪湾、淡路島、関西空港、大阪の高層ビル群などが一望できます。しばし展望を楽しんだ後、山頂ロッジで名物の鴨丼をいただきました。

これが美味しいのですよ。
ゆっくりコーヒーもいただいて、登頂記念のスタンプも押してもらって、再び櫛羅コースを下山しました。

帰路、少し遠回りして かもきみの湯に立ち寄りました。
私は、例のごとく、サウナで12分間我慢を重ねました。汗が思いっきり噴き出して、爽快でした。倒れそうにもなりましたが!!!

今日も楽しく一日を過ごすことが出来ました。
休みの多い 坂根医院、今日も「今日はやってませんのか?」という電話を何本もいただきました。
奈良県中部、田原本町の坂根医院は、日曜祝日、年末年始、そして木曜日、奇数週の火曜日、土曜日午後が休みという、とても休みの多い診療所です。
医師は私一人で、69.5歳、あと6か月で70歳になる爺医です。一般外来、発熱外来、訪問診療を一人でやっているもので、それくらい休みをいただかないと心身のバランスが取れません。

ご迷惑をおかけしながらも、あと数年はこのスタイルを続けていこうと思っております。なにとぞご理解をお願いいたします。



関本剛さんのご挨拶

2023-10-30 22:17:33 | 
関本剛さんをお知りにならない方
先ずは下記の動画を見てください。
関本剛さんという医師の最後の挨拶です。

私も緩和医療に携わっている医師の一人であります。
自分の葬儀の時には、やはり同じようなビデオを用意したいなぁと思っております。
生きてきたように死んでいくということばがあります。
誰の言葉か知りませんが、当たっているなぁと思うことが多いです。

多分、私も生きてきたように死んでいくのだろうと思います。
さて、それを締めくくる言葉、
難しいですね。
関本剛さんのような立派な言葉が残せるとは到底思えませんねぇ・・・
それにしても・・・・・すごいなぁと思います。
自分を死の淵に追い込んでいるがんを成長の種にしてしまうなんて・・・・

お母様の関本雅子先生には勉強会や講演会で何度かお会いしたことがあります。剛さんを亡くされた後にも、奈良で講演していただいたことがあります。
凄い親子ですですねぇ。
私は私なりに最後まで泳ぎぬくしかないですよね。
この先どうなるかは分からないですが・・・気を引き締めて、死は必ず来ることを忘れずに生き続けていきたいと思いました。



数独に耽りました。

2023-10-29 01:49:10 | 日記
本日午後、配偶者が無事で、楽しかったらしく上機嫌で帰ってくるというメールを受け取りました。
それは何よりだったのですが、気抜けしてしまって何をする気にもなれず・・・数独ソフトのデイリーチャレンジを終えたら、「ハロウィン記念チャレンジ」なんてのが出てきて、やったろうじゃん とやり始めたら、エキスパートとか全く手の出せないレベルの問題が出てきました。いくら考えても分からないので、仕方がないので1/2の確立の数字を入れたりして強引に進めました。8時間ほどかかって、51問解きました!!ああ、しんど!!

思考能力の無駄使いをしてしまった気が多いにしております。

兎に角、配偶者が無事に帰ってきてくれるようで、ホッとしました。
これからは、あまりに危険なところには行かないよう、考えてもらうようにします。

今回は相当に心配しました。
いずれは、どちらかが必ず先立ってしまうのですが・・・
出来るだけ先延ばししたいですよね。

そして、年齢、平均寿命からして、私のほうが先である確率が相当に高いと思っております。事故なんてあまり考えておりませんでした。 そんなこともあり得ますよねぇ。ほんと、人生一寸先は闇です。そして、人生は不条理です。

起こり得る事象を想像しすぎても生き難くなってしまいます。

「死ぬのはいつも他人ばかりなり」
位の感覚でいるのが「正常」なのでしょうねぇ。
今しばらくは、「まだまだ死なない」と思って生き続けることにします。
健康余命はあと3年程度らしいし、平均余命も10年そこそこなのですけどね。
どう転んでも、50年後にはこの世に居ません。
「あなた末期がんです。予後は3か月です」
と言われるのと、50年以内には必ず死にますと言われるのと、そんなに大きな違いはないと思うのですが・・・・

極端な話、小学生に「120年経ったら、必ず死ぬぞ」と、宣告するのはいけない事なのでしょうか?

がんなどでで限局された予後を告知されると、必ず「がーん」と衝撃を受けられるのですが・・・・その長さは、どれくらいからショックなのかがわからないのです。100年だと誰も衝撃を受けないし、10年でも衝撃はないでしょう。1年だとちょっとショックかなぁとは思いますが、本格的にビビるのは半年以内でしょうねぇ。人間の想像力ってそれくらいのスパンなのだとわたしは感じています。

配偶者があまりに危険な山歩きをしてくれたので、色々と考えてしまいました!

インフルエンザ ↑ 新型コロナ ↓

2023-10-27 22:11:04 | インフルエンザ
まずはインフルエンザから。
国立感染症研究所(NIID)のインフルエンザ流行レベルマップのコピペです。
https://kansen-levelmap.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html
2023年第42週の定点当たり報告数は16.41(患者報告数81,160)となり、前週の定点当たり報告数11.07よりも増加した。都道府県別では愛媛県(39.90)、千葉県(29.39)、埼玉県(28.41)、福島県(27.09)、兵庫県(23.36)、神奈川県(22.47)、東京都(21.74)、静岡県(20.38)、大分県(19.33)、山口県(19.09)、茨城県(18.70)、山梨県(18.34)、沖縄県(18.28)、高知県(17.07)の順となった。46都道府県では前週の報告数よりも増加し、1都道府県では前週の報告数よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約54.4万人(95%信頼区間:50~58.9万人)となり、前週の推計値(約38万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約4.5万人、5~9歳が約13.7万人、10~14歳が約13.8万人、15~19歳が約5.4万人、20代が約3.3万人、30代が約4.3万人、40代が約4.5万人、50代が約2.5万人、60代が約1.2万人、70歳以上が約1.2万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約224.1万人となった。
 全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は65か所(24都道府県)で、注意報レベルを超えている区域は254か所(42都道府県)であった。
 基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院患者数は403例であり、前週(299例)から増加した。46都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(21例)、1~4歳(57例)、5~9歳(89例)、10代(60例)、20代(4例)、30代(12例)、40代(10例)、50代(13例)、60代(29例)、70代(53例)、80歳以上(55例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第38週~2023年第42週)ではAH3亜型が118件(71%)、AH1pdm09が47件(28%)、B型2例(1%)の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。 


沖縄県がピークアウトして、四国、関東地方に感染の中心が移ったようですね。我が奈良県も漸く黄色になりました。全国的にはゆっくりとですが拡大傾向が続いています。

さて、新型コロナですが・・・・
減少傾向続いていますね。
問題の人口当たりの新型コロナウィルスの新規感染者数の推移です。
夕方になってようやく発表されました!!
トップ(ワースト)を守っていた奈良県ですが、兵庫、和歌山、北海道に抜き去られて、一気に4位に転落しました!!めでたしめでたしでございます。今後は、沖縄県の様に鉄人化して最下位近辺をうろつくまで落ちることを望んでおります。

インフルエンザと新型コロナの動向をまとめます。
インフルエンザは着々と増加、新型コロナは収束と、上記モデルナの流行疫学情報のページでははっきりと分かれています。
https://moderna-epi-report.jp/
でも、奈良県中部の坂根医院では、いずれの患者さんも毎日一人出るかどうかでせめぎあっている気がします。確かに新型コロナは減りましたが、インフルエンザはまだそんなに増えている感じはないです。これからはっきりしてくるのだとは思います。
 
正月頃には、両疾患がともに流行期に入ってしまうツインデミックの恐れもあります。出来る策は講じておいたほうが良いと思います。特に感染弱者である高齢者や呼吸器疾患、糖尿病、自己免疫疾患などを持った方は。出来ればワクチンを接種し、自分が罹患している疾患のコントロールを良好に保ってください。そして、感染を遠ざける努力をし続けてください。具体的には三密を回避すること。それがどうしてもできない状況であれば、その中でも空気の流れの上流に位置するような努力をし、マスクやメガネなどの使用も考えましょう。いろいろな意見はありますが、あなたが掛かってしまって辛い目にあったとしても、誰も責任なんてとってくれません。自分で冷静に判断して、信頼できる情報を取捨選択してください。新型コロナ感染症は弱毒化したように思えますが、まだまだ分からないところだらけの薄気味悪い疾患なのです。罹患した成人の1割に後遺症が見られるとの報告もあります。掛からないに越したことはありません。
これまで、2千人以上の罹患者を診て、未だ罹患していない、感染回避のベテランからの意見です。
インフルエンザは、新型コロナの感染回避をしていたら、自然に回避できるとは思います。しかし、園児、児童、生徒、学生など集団生活をしている方々は回避できませんよね。実際に現在インフルエンザに罹患している大多数がこの分類に属する方々です。これらの方々、「諦めてください」掛かってしまっても、インフルエンザには歴史ある抗インフルエンザ薬が複数存在し、そんなに高価でもありません。
それに比し、抗コロナ薬はありますが、歴史も浅く、現在では薬自体が基本¥9,000と相当に高価です。掛からないよう努力しましょう!!以上です。

下の廊下で死亡事故

2023-10-27 12:58:39 | 
ネットニュースを見ていたら、しばらく前のニュースだけれど、「下の廊下でまた死亡事故」と言うのが偶然出て来た。
最近、山の事故が多い。「下の廊下」ねぇ、危ないところなんやろうなぁ、何でそんな危ないところに行くのだろうと思いながらも、なんか聞いたことがあるなぁと思った後に、ハタと気づいた!!
今、正に配偶者が行っているところではないのか!!「黒部の下の廊下に行ってくる」と、言っていた!!!

「ちょっと危ないかも、でも、ガイド付きやから安心して。」とか言っていたなぁ。写真見たら、ガイド付きかどうかなんて関係ないやん!!現に17日に亡くなった方もガイドツアーのツアー客だったそうですし・・・

昨日夕から、電波が届かなくなっているので、帰って来いとも言えないし(言っても帰ってこないだろうけれど!!)

何でそんなに危険なところに行くのだろうか??

黒部にけが人なし とも言うらしいです。落ちたら、怪我では済まないってことです。かなわんなぁ。

今、正にがけっぷちを渡っている筈!!!

日曜日に無事に戻ってきてくれることを祈るのみです。
頼むで!!ホンマ!!!!