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命のカウントダウン2(健康余命545」日

以前のブログ「命のカウントダウン」にユーザーとしてアクセス不能。今しばし、こちらに引越します。以前のブログも見てね!

薬が無い!!

2023-11-08 23:36:21 | インフルエンザ
昨日も風邪薬が不足しているので風邪に掛からないよう努力してくださいと言いましたが・・・・

本当に風邪薬 ありません!!
風邪薬無いから風邪に掛からないようにしてねって・・・医者が言うのは・・・冗談ではないのです。

現在、全国的に、解熱剤、咳止め、去痰剤、子供用の抗インフルエンザ薬(タミフルドライシロップ)が不足しています。全くないわけではないので、何とかやりくりしてはいますが、とてもとても危なっかしい状態が続いています。政府は製薬会社に何とか増産しろとはっぱをかけていますが、そう簡単には事態は改善しない様です。
インフルエンザや風邪症状の方が急に増えたから、薬が不足しているのですから、マスクや三密回避などの生活の工夫で感染を減らせば、事態は改善に向かうはずです。皆さま、何とか感染を回避する行動をとってください。お願いします。マスク着用、ワクチン接種、三密回避で急激な感染増加は回避できます。そうすれば急激な薬の需要増加も回避できます。皆さん、風邪(インフルエンザ、新型コロナを含む)にかからない努力をしてください!!!!お願いします!!!



インフルエンザ猛威

2023-11-08 06:03:40 | インフルエンザ
新型コロナ感染は収束に向かっているのですが、インフルエンザが急増しています。下の青い線がインフルエンザで、オレンジが新型コロナです。

特に、小中高の生徒たちの間で猛威を振るっています。我が田原本町でも、田原本中学の1,2年生で大流行している様です。(全国で20歳未満が70%)
例年は1,2月にピークを迎えていたインフルエンザ感染症。10月、11月にこのような流行期に入ってしまうことはこれまでに見られなかったことです。現在の患者数は、昨シーズン同時期の2千倍だそうです。そして、インフルエンザの患者数は、新型コロナ患者数の約10倍とのことです。坂根医院の来院患者数でいうと、1:20くらいに感じてはいます。兎に角、インフルエンザ(特に若い方)が圧倒的に多い今日この頃です。

以下はインフルエンザ流行レベルマップより
 2023年第43週の定点当たり報告数は19.68(患者報告数97,292)となり、前週の定点当たり報告数16.41よりも増加した。都道府県別では愛媛県(51.46)、埼玉県(33.08)、山梨県(29.56)、千葉県(29.25)、福島県(28.93)、愛知県(26.35)、兵庫県(24.95)、高知県(23.66)、長野県(23.03)、鳥取県(22.86)、神奈川県(22.80)、静岡県(22.64)、大分県(21.79)、山口県(21.51)、佐賀県(20.62)、福岡県(20.47)、東京都(19.91)の順となった。44都道府県では前週の報告数よりも増加し、3都道府県では前週の報告数よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約67.4万人(95%信頼区間:61.5~73.3万人)となり、前週の推計値(約54.4万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約6.5万人、5~9歳が約17.7万人、10~14歳が約16.3万人、15~19歳が約6.4万人、20代が約3.9万人、30代が約4.9万人、40代が約5.5万人、50代が約2.9万人、60代が約1.7万人、70歳以上が約1.5万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約291.5万人となった。
 全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は103か所(31都道府県)で、注意報レベルを超えている区域は283か所(43都道府県)であった。 

兎に角、この季節としては異例に多いです。コロナ以前は1月後半から2月にかけて感染のピークを迎えていました。下のグラフを見ればわかるように、今シーズンはこれまでに比べて2か月近く早い流行入りなのです。そして、今後どこまでこのグラフが伸びていくのか分からないのであります。年末年始あたりでピークを迎えるであろうという専門家が多い様です。
私は、個人的には、年末年始にいったんピークを迎えて、1月末から2月上旬に2回目のピークがあるのでは考えています。それは、インフルエンザには大きく分けて4つのタイプがあり、大きな流行を起こすのはそのうちのA型2種なのですが・・・今流行っているのはインフルエンザA型のうちの「A香港(H3N2)」が主流です。東南アジアでは「A新型(H1N1)が流行ってきています。ですから、現在の感染の波は年末年始あたりでピークを迎えるであろうけれど、次の波が必ず来ると私は思っています。そして、春にはB型の小さな波も控えていると思っています。
2020年から、新型コロナに対する感染対策のおかげで、インフルエンザの流行は抑制されてきていました。その揺れ戻しが来ています。マスクや3密回避がいかに有効であったかという証明を目の当たりにしているのだと感じています。分かりたくない人には分からないのでしょうけれど!!
インフルエンザの患者数はまだまだ「序の口」段階です。これから、インフルエンザ流行レベルマップが真っ赤になるまで増えると思われます。
インフルエンザに対する抗体を持っている方が少なくなっているので、今シーズンの流行はこれまでになく大きなものになりそうです。それもこれまでにない厄介なパターンになるというのが私の予想です。皆さま、自衛してくださいませ!!
ワクチン接種、3密回避、危険な状況でのマスク着用など、上手に感染から逃れて生き延びていきましょう!!

追伸
風邪症状に対する薬、総合感冒薬、解熱剤、咳止めなどが全国的に不足しています。風邪をひいても薬がありません!!!!
(できるだけ)風邪をひかないようにしてください!!!!!!!!!
お願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!