最近この手のバッテリー監視モニター(AVメーター)をネット上で見かけるようになった。
安価な割に機能が充実しているものが多い。
今回これで一番気になったのがブルートゥース機能があってモニターを分離して使えること。
いつもお世話になるアマゾンでもあるが、今回はebay USAのほうが安かったのでそちらにした。
金額は送料込みで3,500円弱と大変安い。
測る電流によって30、50、100、200、300Aと種類があるが
購入したのはJUNTEK VAT-1200で200Aのもの。
電圧は0-100Vが一般的。
発注から1週間程度で届いたが、発送元は中国深圳からだった。
箱に入っていたのはこれだけ。
黒いのはシャント抵抗、モニターと電源コード、USBコード、温度センサー、そして簡単な説明書。
これと同じようなものに、最近のキャンカーによく付いているボトロニックのAVモニターがある。
これは一般的に購入すると5~6万円するようだ。
ボトロニックと同じようなセットになっている。
毎度の事だが新しいものは内部を見たくなるので、シャント抵抗部をバラしてみた。
下側の斜めのものがブルートゥース基盤。
ボルト本体が固定されてないので少し使いにくいのと、
あまり締めすぎるとガラエポ基盤が割れるかも知れない。
ボルトは動くと固定しづらいのでエポキシ接着剤で裏面を固定した。
電源を入れたが表示は0のまま
うん? おかしいなー ????
説明書にも詳しい説明がないのでよく分からない。
少しいじってみてブルートゥースのアドレスを合わせるときちんと表示するようになった。
右下のアドレスに赤〇を持って行って、上に出てくる番地をA17に合わせると左上にアンテナが表示される。
USB接続でもアドレスを合わせないと動作しない。
こんな大事なことは説明書にちゃんと書いとけ アホ
机上で少し遊んで少し要領をつかんだところでラボテストに移った。
電圧と電流精度をチェックしたがほとんど正確でカタログデータ通りの2%以下に収まっている。
ボトロニックでできることは、こちらでもできる。
基本的なバッテリー管理は全てできる。
過電圧、低電圧、過電流を設定して警報を鳴らすこともできるし、リレー端子があるので保護もできる。
リレー端子の出力確認のために12VのLEDをつけている。
充電及び放電の電流表示やバッテリーの容量を入力していれば残容量を知ることもできる。
左側の電池の画像で視覚的に分かるのも便利。
シャント抵抗と表示部はUSB接続でもブルートゥースでもOK。
ラボテストは全てブルートゥースで行ったが大変便利。
モニター画面は電圧電流画面と設定画面の2種類から選べる。
アドレス設定は右下のADRで合わせると左上の携帯の電波表示が出る。
これを行わないと前に進まない。
電圧精度もOK。
電流精度もOK。
ラボテストでは問題なかった。
後は長期的な安定度が気になるが、最近はデバイスも良くなっているので心配いらないかも。
配線はボトロニックと同じで、ブルートゥース接続するときにはモニターに電源として10~30Vを入れてやればいい。
価格的に安い割には多機能なのがいい。
YouTubeで説明動画を見つけたのでこちらのほうが分かりやすい。
快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。
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