ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

壊れたモニターをバラしてみた

2019-03-06 | 気になる内部構造

先日壊れたパソコンのモニター。

10年以上使ったがとうとう壊れて画面が真っ暗になった。

今日はそんなモニターを処分する前に分解してみよう。

 

 

樹脂製のケースを外した。

 

 

基盤をすべた取去って、壊れているとと思われる蛍光灯のインバーター基盤を取り出した。

 

 

それを裏からみると、発熱して焼けているのが分かる。

故障個所はまずこんなところから疑えばいい。

 

 

 

 

側のケースを全て取去った。

 

 

TFT液晶を分解したら6層になっていた。

一番奥に6~7mm厚のアクリル板、そしてシートを挟んで散光レンズがある。

一番手前は画像を作る偏光板だ。

 

 

アクリル板の上下から蛍光灯で照らすとキズ付けたアクリル板全体が光だす。

シート状の平面レンズでその光を均一なものにする。

偏光板はこのままでは暗くて何も見えないが、電圧を掛けると透明になったり色を通したりする。

 

 

上下に有る小さく細いのが蛍光管でこれが光ってアクリル板全体が光る。

今はこれがLEDになって省エネになった。

 

 

蛍光管を拡大して見た。上下に2本づつあるが、1本の太さは約2mmと細い。

 

 

網に見えるのがアクリル板につけたキズ。

アクリル板の上方からLEDで照らすとアクリル板に付けたキズによってパネル表面が明るく光る。

決してテレビの後ろからライトを当てているのではない。

 

 

こうやって分解してみると面白いことが分かるもんだ。

 

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コメント (2)
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