サブサブバッテリーのAVモニターに三端子レギュレーターを組込んで完成させた。
今回は、アクリル板の裏側に黒い紙を入れて少し恰好よくした。
アクリル板の押さえは、周囲をスコッチの黒の低粘着テープを回した。(これは使い勝手がいいが、高価)
普通のビニルテープは時間が経つと、ずれたりはがれたりするので使えない。
電圧発生器でデジパネを校正する。デジパネの裏側の半固定トリマーでゲイン調整が可能だ。
ところが・・・。
実際に配線して動かすと、表示がおかしく、安定しない。
0.01mVのデジパネだから、想像はしていたが意外にデリケート。
電圧が低いので、シールドケーブルを使ったが、それが原因?
シールドケーブルからフラットケーブルに替えたり、電源を代えたり分離したりしたが最終桁が安定しない。
どこからかノイズを拾っているのか?
色々やってみたが、原因は分からず終い。
もう一つのデジパネを使って試すと、何となくOKのようだが・・・。
予備のデジパネに取替えたがやはり上手く動作しない。
こんな事で半日程度費やしてしまったので、バカバカしくなってAVメーターのシャント抵抗を共用するのは諦めた。
これまで通りのやり方で、22SQのKIVケーブルを切断してシャント抵抗を造ってバッテリーとAVメーターのシャント抵抗の間に噛ませた。
電流測定用のデジパネ PM-328E LCDデジタルパネルメータ 4・1/2桁 から PM-128E LCDデジタルパネルメータ 3・1/2桁へ交換した。
これは、ふくろうさんのA-V モニターを参考にしているので、シャント抵抗や詳細の製作方法は、そちらを参考するほうがいい。
5Vの三端子レギュレーターと絶縁型DC-DCコンバータ SUS1R51205を組込んだものを電源とする。
電子負荷で電流を食わせてAVメーターの数値を調整する。
これは、22SQのKVI電線を切ってシャント抵抗を作るが、誤差が出るのでデジパネの増幅率を調整して精度を上げる。
完成後のAVマルチメーター。
左上がサブサブバッテリーの電圧で下が電流値。
ソーラーから充電中の様子。
これで、いちいちボトロニックのAVメーターを切替えなくても、一目見るだけで状況把握できる。
今回はアクリル板の下に黒い紙をいれたので前回よりもカッコいい。
サブとサブサブバッテリーの間の200AリレーをONにしているので、ソーラーから充電中だ。
上の温度計の電源は、サブから取っているので電圧表示はサブバッテリーのもの。
サブサブバッテリーのAVメーターはテレビの横に置いた。寝っ転がってテレビを見ていても目に入る。
サブバッテリーのAVメーターはダイネット後ろの壁に設置してある。
サブバッテリーの重要な情報は、どちらも見やすいのが一番だ。
購入して使わなかったデジパネは、暇なときにゆっくり原因を追及しよう。
快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。