普通の日々

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会津若松

2011-04-23 20:39:00 | ニュース関連
東日本大震災:避難で福島から新潟・長岡へ転校の児童、いじめられけが (毎日新聞)
【東日本大震災で、福島県から新潟県長岡市に避難した小学6年の男子児童(11)が、同級生にいじめられ、けがをして入院したことが23日、分かった】
【学校側は21日にPTA総会を開き、保護者らに説明。市教委によると、いじめの原因は、大震災や東京電力福島第1原発の事故による放射能の影響とは無関係という。市教委学校教育課は「避難してきた児童を温かく迎えようとしていた中で、つらい思いをさせて大変申し訳ない」としている】

 このタイミングだとどうしてもいじめの原因が福島からの避難してきた事ではないかと疑ってしまう。何せ既にそういう事例が報道されていますからね。それに学校側がこういう問題を正確に報告・発表しないケースが幾つもありましたから、どうしても学校・市教委の発表を完全に信用できない部分もある。
 だから、無関係ならいじめた理由のアウトライン位は出して欲しい気もしますが・・・・やっぱり、無関係である事を示す為でもこういうのは出せないんでしょうね。

修学旅行先「会津」回避 宮城の小中校で変更相次ぐ (河北新報)
【仙台市立小学校では、会津地方だった行き先を変更する動きが加速している。市教委の22日までの集計によると、85校が会津地方を行き先にしており、うち83校が変更したか、変更を検討中という。
 鶴谷小(宮城野区)は5月下旬に予定していた会津地方への旅行を盛岡市などに変えた。瀬戸幸子校長は「風評と分かっていても、福島と聞くだけで心配する保護者がいる。会津は毎回児童を温かく受け入れてくれた。こんなときにお返しできず申し訳ない」と苦しい胸の内を語る。
 岩手行きを決めた北仙台小(青葉区)の星俊行教頭は「子どもの安全を考え、保護者全員の理解を得るのも難しいと判断した」と指摘。立町小(同)は具体的な計画を立てる時期にJR東北新幹線の再開見通しが立たず、時期を10月に遅らせ、行き先も岩手にした。
 深刻化する会津観光への風評被害について、菅家一郎会津若松市長は「非常に残念。最近、栃木県の中学生を受け入れたばかりで放射線量も安全レベルと証明されている」と危機感を募らせる。
 菅家市長は会津若松市と仙台市はともに、福島第1原発から100キロ前後の距離にあることを指摘。「積極的に情報を提供するので、ぜひ会津を訪れ、応援してほしい」と話している】

 あるサイトの地図で福島第1原発と仙台駅の距離を測定してみると約94キロ、第1原発と会津若松駅の距離は約98キロと出た。記事に書いてある通り、『会津若松市と仙台市はともに、福島第1原発から100キロ前後の距離』です。なのに会津地方への修学旅行の行き先変更が相次いでいる。もう、第1原発からの距離は関係なく、福島県全体が危険エリアみたいなイメージを持たれているという事ですよね、これ。
 こんなに深刻化した風評被害をどうやって解消したらいいんだか・・・・。


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