普通の日々

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学校を安全な場所にするには その2

2005-01-21 19:53:36 | ニュース関連
横浜の小学校に男侵入、児童に暴行 防犯モニター監視の職員不在 (産経新聞) - goo ニュース
【また横浜市内では平成十五年十月、別の市立小学校に刃物を持った男が侵入した事件をきっかけに、市立校全校に防犯カメラの設置を進めていた。侵入口となった同校裏門にも防犯カメラは設置されていたが、録画機能が故障していた上、当番職員を決めていなかったためモニターを監視していた職員はいなかったという】
 15日に学校の45%に防犯設備、警備員は1割近く (読売新聞) - goo ニュースのニュースがあったので学校を安全な場所にするにはを書いたのですが、それから一週間もしないうちにこの横浜の事件が起きました。そして上記【】中にあるように私が心配した運用に問題があった訳です。
“防犯システムは設置しただけでは意味がありません。全ては運用出来るか出来ないかに掛かっています”
 しかし本当に運用できてなかったんですね。防犯カメラを何の為に設置したと思っているんだろうか、この人達は。と、言いたい所なんですが、私は教職員がどれ位忙しいかを知らないので余り強くは言えません。ただ、教職員が忙しくて完全な監視が出来ないのであれば、専従の監視員を配置しなければならない訳です。その辺の話し合いが防犯カメラを設置するときにあったんでしょうか?特別な話し合いも無く“多分出来るんじゃないかな?”位の考えがあったのだとしたら直ぐにその考えを改めてください。完全な監視というのは片手間で出来ることじゃないんです。

 今回は容疑者が何故侵入したのか全く分かりませんが(本人も酔っ払っていて分かっていない様子)、これが明確な殺意と凶器を持った人間だったら悲劇的な事件になっていた筈。
 もう一度書きます。どんなに立派な防犯システムを設置してもちゃんと運用できなければ意味が無い。教職員で運用が出来ないなら専従の人間を配置しなさい。

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