普通の日々

ごく普通の日々の事

「過保護者」って・・・・

2008-05-24 22:11:20 | ニュース関連
横浜銀支店で強盗、カラーボールで車割り出し30歳男逮捕(読売新聞) - goo ニュース
【23日午後2時5分ごろ、川崎市多摩区菅稲田堤の横浜銀行稲田堤支店に刃物を持った男が押し入り、「金を出せ」と女性行員(29)を脅し、現金約500万円を奪って逃走した。
 多摩署の発表によると、男は約50メートル離れた路上に止めた乗用車で逃走した。この際、行員が投げたカラーボールの塗料や目撃されたナンバーから車の所有者を割り出し、現場から約700メートル離れた区内の民家で逃走車両を発見。この家にいた所有者の長男で、同区菅、無職伊藤晴一容疑者(30)を強盗容疑で逮捕した】

 銀行強盗をするのにナンバープレートに何も細工をせずに自宅の車を使用したの?・・・・これじゃあ当日中に逮捕されるのも当然だろう、なんという馬鹿な犯人。こういう奴が多いと警察の検挙率も上がるんだがなぁ・・・・。
学校裏サイトで中傷、大阪地裁が管理人に55万円賠償命令(読売新聞) - goo ニュース
【「学校裏サイト」と呼ばれるインターネット掲示板に、実名を挙げて中傷する内容の書き込みをされたまま放置され、精神的苦痛を受けたとして、大阪市内の少女がサイト管理人の男性に慰謝料など220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、大阪地裁であった。
 山下郁夫裁判長は「学校生活に被害が及ぶことは容易に予想できたのに、迅速に対処する管理義務に違反した」として、男性に55万円の支払いを命じた】

 う~ん・・・・同様の判決を幾つも受けながら、払う気なんて無いよと言って大手を振って歩いている奴が1人居るからなぁ・・・・これもあんまり意味のない判決になるかもしれないな。
夕張に市街地戦闘訓練施設 商工会議所が誘致構想 (東京新聞)
【財政再建団体の北海道夕張市で、夕張商工会議所が中心になり、陸上自衛隊の対テロなどを想定した市街地戦闘の訓練施設を誘致する構想があることが24日、分かった。同会議所は市の活性化効果を期待している。
 同会議所の沢田宏一会頭によると、市の山間部にある集落から候補地を選定。住民を市中心部に転居させ、空き家になった民家などを訓練用に提供することを想定している。6月中にも誘致に向けた期成会を結成する。
 沢田会頭は「人口の減少に歯止めをかけることになる。市内に分散している集落を集約化できるので、市財政の軽減にもつながる」と話す】

 陸自はこの構想をどう判断するんだろう?『山間部にある集落』となると建物の数や種類は限られると思うから、そこで行う訓練のシチュエーションもある程度限定される気がするし、建物に費用は掛からないけど集落の周囲を覆うフェンスなんかの財源が必要だしねぇ・・・・まあ、陸自の前に市としてこの構想を纏められるかも問題になるだろうけど。
 で、この『人口の減少に歯止めをかけることになる』というのも気になるんだよね。商工会議所は一体何を期待しているんだろうか?

大学に「過保護者」急増 入学式は満杯、就職相談に同伴(朝日新聞) - goo ニュース
【大学生の入学から授業、進級、就職など、過剰なまでに干渉する「過保護者」が目立っている。大学教職員の多くは、近年に急増したと言う。だが「子離れ不全」として放置できなくなった。大学間の生き残り競争が激しくなる中、各校は保護者サービスにも腐心する】
【入学式は、どこの大学でも父母で膨らんだ。法政大や東洋大は約1万4千人を収容する日本武道館を使い、「1学生につき保護者2人まで」と制限するのに満杯状態。明治大は今年度から、武道館で午前、午後の2部制にした。
 人数制限をしない大学では祖父母や、乳幼児を連れた親類もついて来る。開場の2時間前から並び、ビデオ撮りに便利な場所を目がけて走る親も多いという】
【過保護な親は米国でも90年代から「ヘリコプター・ペアレント」として注目されるようになった。常に子どもの頭上にいて、何かあればすぐに降りてきて干渉する姿が「ヘリ」としてやゆされる。
 だが、保護者の実情に詳しい小野田正利・大阪大教授はこうも言う。「今の保護者には大卒が多く、大学を知っているが故に、いろいろ見聞きしたくなるし、高水準の『顧客満足』を求めたくなる。その思いをある程度、大学側が受けとめる必要もある」
 多くの大学は、保護者向けの説明会や交流会を拡充した。立教大は毎年、全国の約20カ所で教育懇談会を実施するうえ、昨年度から首都圏の会合を2回から5回に増やした。学部ごとの説明、教職員との交流に加え、学生の成績表を渡したうえで単位や就職などの個別相談も受け付ける】

 この記事を見ていて思い出したのがニュースサイトにあったこの記事です。
増殖し続けるシュガー社員が会社を溶かす!(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
【田北氏はシュガー社員を5つのパターンに分類し解説しているが、なかでも印象的なのが「ヘリ親依存型シュガー社員」。ヘリ親というのはヘリコプター・ペアレンツといって過保護な親を意味する。ヘリコプターのように子供の上空でボバリングし、子供に不都合が発生するとすぐさま垂直降下することからこの名前がついたのだ。
 ヘリ親依存型シュガー社員に頭を痛めている企業は田北氏の事例だけではない。
「新入社員がカッターで指を切ったら親からクレームが来たので驚いた。昔だったらありえない」(電機メーカー/管理者)。
 そのほか、残業をさせたら親から問い合わせの電話がかかってきた、勤務中に親とメールのやり取りを頻繁に行っている社員がいるなど。
 シュガー社員を非難するのはたやすいが、そもそもその背後には親が存在し、影響を与えているところに問題の複雑さがある】

 まあね、大阪大教授の言う『その思いをある程度、大学側が受けとめる必要もある』というのも分かる。これまで大学側が怠っていた部分とかも色々あるでしょうしね。ただ、それは『ある程度』の話です。そうしないと『ヘリ親依存型シュガー社員』とやらを世の中に送り出す事になってしまうし、大学自体も『過保護者』の要求に振り回される事になりかねないですから。大学側もその『保護者サービス』には充分考慮して貰わないとね。まあ、あんまり大学間のサービスに差があると『過保護者』が色々言ってくる原因になりかねないから、サービスは全大学で統一して独自色が無い方が望ましいと思いますが・・・・。
 しかし、大学の入学式に『祖父母や、乳幼児を連れた親類もついて来る』って・・・・しかも、『ビデオ撮りに便利な場所を目がけて走る親』・・・・幼稚園や小学校の運動会と同レベルだろう、何だこれは?流石にこれは『受けとめる必要』は全くないと思うがな。
 何かこういう『過保護者』達を何処かで教育する必要があるんじゃないかと思ってしまうんだが・・・・まさか大学にそれをさせる訳にはいかないしね。何故こんな『過剰なまでに干渉する「過保護者」』が登場する様になってしまったのだろうか?


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