普通の日々

ごく普通の日々の事

法的に禁止しなきゃ駄目?

2012-03-31 22:22:38 | ニュース関連
孤独死:老人ホームで87歳、1週間後に発見--茨城・つくば (毎日新聞)
【女性は09年11月、自立可能な人向けの部屋(2LDK)に1人で入居。ホームは、血圧測定など入居者の健康チェックを毎日しているが、自立可能な人は任意で、女性は希望しなかったため受けていなかった。日替わりのレクリエーションや食事会などのイベントも不参加だったという。
 同会は「本人の意向を尊重しなければならず、対応に苦慮していた。トイレ近くに人感センサーを設置するなどの施設面の改善や、我々からのアプローチの仕方も検討しなければいけない」と話している】

 そりゃ、『本人の意向を尊重』しなければならないのは分かる。とはいえ、これでは各地で暮らす普通の独居老人と大差ない、有料老人ホームの意味が殆ど無いじゃないですか。本人が不要な接触を望んでいない場合でも打つ手はあるでしょう?
 例えば『自立可能な人向けの部屋』には扉等にセンサーを仕込んでおいて、入居者が室内を移動しているかどうかをチェック可能な様にしておくとか。少々手間を掛けても良いなら入居者から施設へ、毎日電話(コールのみ、会話無)を掛けて貰うという方法も有効でしょう。もっと簡単にするなら各部屋の電気や水の使用量をチェックするという方法もあると思う。ただ、この方法は異変が起きた事を見極めるのが一寸難しいでしょうけど。
 何れも異変を即座にキャッチ可能な方法ではないものの、1週間も放置するという事は避けられる筈。有料のホームならこういった何らかの工夫をしていても良いと思うんですがねぇ。

「ダメな人間」技術職員の暴言見過ごす高専教授 (読売新聞)
【同高専によると、技術職員は2009年4月から今年2月、男子学生に対し「あなたはダメな人間」などと再三暴言を吐き、実験装置を使わせなかった。指導教授は技術職員の行為を知りながら見過ごしていた。
 昨年9月に男子学生が、別の教授に相談し発覚。学校側は、指導教授に技術職員を口頭注意するよう促したが、改善が見られなかったため、男子学生と両親が文書で大学側に訴えていた。指導教授は「配慮に欠けていた」とし、技術職員は「しつけのつもりで行った」と話しているという】

 最低でも指導教授は学校側が男子学生への対応を問題視している事が分かっていた筈でしょ?なのに『改善が見られなかった』というのはどういう事?正規の処分が出ないと自分達が何をしているのか分からない位の馬鹿なのか、この2人は?
「レバ刺し」提供、法的に禁止へ 食中毒防止で厚労省 (東京新聞)
【厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は30日、食中毒を防止するため、飲食店が生の牛レバー(肝臓)を提供することを法的に禁止する方針をまとめた】
「殺菌徹底してるのに」メニューにない大手も (産経新聞)
【「大きな打撃」。生の牛レバーの提供禁止方針が決まった30日、今も取り扱っている焼き肉店では落胆の声が上がった】
【「消費者のニーズに応えたくて新鮮なものを出してきた。法的に禁止されれば従うが、出したいのが本音です」と語った】

 ・・・・何かあった時に行政側の責任を問わないのであれば、提供する店側と注文する客側の自己責任で自由にして良いよ、という訳にはいかないんですかね、これ。私は別に「レバ刺し」がメニューから消えても全く困らないけど、法的に禁止が必要かというと微妙な気がするんだが・・・・。


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