護衛艦「せとぎり」を一般公開 秋田港、13日まで (秋田魁新報)
【海上自衛隊第三護衛艦隊(京都府舞鶴市)所属の護衛艦「せとぎり」(鍛冶雅和司令官)が12日、秋田市の秋田港中島三号埠頭(ふとう)に着岸し、艦内を一般公開した。多くの見学者が訪れ、興味深げに艦内の設備などを見て回った。13日も一般公開される】
護衛艦が入港するという情報を持っているのに見に行かない訳がない-という事で当然見学に行ってきたので、既に約1週間過ぎていますがその様子について御報告を。
乗艦するとブリッジに向かうコースに誘導されます。最初に見かける目立った装備がこちら、ブリッジの左右に装備されている「近接防御火器システム(CIWS)」、ファランクス。


ブリッジでは内部や上部・ウイングを見学して回る事になります。こちらはファランクスの前に装備されている機銃用の銃架。

今回始めて近くで見る事が出来たのですが、気になったのは銃架の何箇所かに書かれていた文字。


「62MG」に「MINIMI」・・・・これって「62式7.62mm機関銃」と「5.56mm機関銃MINIMI」ですよね?でも、隊員の方に聞いたら「M2重機関銃」以外は載せていないとの事。何故載せない機銃の文字が書いてあるのでしょう?不思議だ。
左右ウイングへの出入り口上に設置されているエアコン、無理矢理設置したという感じがなんとも・・・・ちなみに扉を開放している事が多いので直接風が当たる所でないとそんなに効果がないそうです。

エアコンの画像にも映っているカメラ。タイラップで固定していたりして急造という感じがするんですが、どうも“あの”衝突事故以降に対策として装備された物らしいです。映像はブリッジ内後部のモニターに映るそうですが、同じ映像がCICでも見れるのではないでしょうか。もしかしたら一定時間分の記録もしてるかも。

偉い人用の座席。青赤が艦長用、黄色がそれ以上のクラス(群司令等)用。


ブリッジの見学を終えて艦首に向かいます。こちらは62口径76ミリ単装速射砲。開発元はイタリアOTOメララ社で世界的なベストセラーになった速射砲。


速射砲の後方に装備されているのがアスロック専用の8連装箱型発射機Mk116。前回見学した時には上段の扉が全て開いていたのですが、今回開いていたのは一番右側の縦一列。

艦中央部に装備されている対艦ミサイル「ハープーン」の4連装発射筒。見学時に見かけるのは大抵この状態なので、一度は本当に“4連装”の状態を見たいですね。

こちらも艦中央部、第一煙突と第二煙突の間に設置されているスライディングパッドアイ。洋上での物資移送の為の装備。

第二煙突付近の左右両舷に設置されている3連装短魚雷発射菅。

艦尾に装備されているのは、NATOタイプのシー・スパロー8連装発射機。一箇所だけ前後のカバーが外されていて、装填されているシー・スパローの模擬弾を見る事が出来ます。




ヘリ甲板上の対潜哨戒ヘリ、SH-60Jシーホーク。家に戻ってから気が付きましたが、前回と違って塗装がロービジになっています。ナンバーも違うのでどうやら前回とは別の機体が搭載されているみたいです。


コクピット内部と後部の対潜用コンソール。今回はコクピットや後部キャビンの座席にも座ってきました。コクピットのあの計器類には圧倒されます・・・・。


MAD(磁気探知装置)と斜め下から見た魚雷等を装備する右舷のパイロン。


ヘリ格納庫内のパネル展示で見学は終了、後は下に降りて退艦となります。私は一般公開開始直後位に乗艦しましたが人出はまずまずだったと思います。夏に護衛艦が入港した時よりは少し少なかった感じもしますが、これは季節や港の行事の有無が関連しているのかも。
所で・・・・記事に載っている画像には『3年ぶりに秋田港に入港した護衛艦「せとぎり」』と書いているんですが、前回「せとぎり」が秋田港に入港したのは2006年7月なんですよね。それなのに何故『3年ぶり』になっているのだろうか?
最後は前夜撮影した電飾中の「せとぎり」。さて、来年は何隻の自衛艦が入港する事になるのかなぁ?


【海上自衛隊第三護衛艦隊(京都府舞鶴市)所属の護衛艦「せとぎり」(鍛冶雅和司令官)が12日、秋田市の秋田港中島三号埠頭(ふとう)に着岸し、艦内を一般公開した。多くの見学者が訪れ、興味深げに艦内の設備などを見て回った。13日も一般公開される】
護衛艦が入港するという情報を持っているのに見に行かない訳がない-という事で当然見学に行ってきたので、既に約1週間過ぎていますがその様子について御報告を。
乗艦するとブリッジに向かうコースに誘導されます。最初に見かける目立った装備がこちら、ブリッジの左右に装備されている「近接防御火器システム(CIWS)」、ファランクス。


ブリッジでは内部や上部・ウイングを見学して回る事になります。こちらはファランクスの前に装備されている機銃用の銃架。

今回始めて近くで見る事が出来たのですが、気になったのは銃架の何箇所かに書かれていた文字。


「62MG」に「MINIMI」・・・・これって「62式7.62mm機関銃」と「5.56mm機関銃MINIMI」ですよね?でも、隊員の方に聞いたら「M2重機関銃」以外は載せていないとの事。何故載せない機銃の文字が書いてあるのでしょう?不思議だ。
左右ウイングへの出入り口上に設置されているエアコン、無理矢理設置したという感じがなんとも・・・・ちなみに扉を開放している事が多いので直接風が当たる所でないとそんなに効果がないそうです。

エアコンの画像にも映っているカメラ。タイラップで固定していたりして急造という感じがするんですが、どうも“あの”衝突事故以降に対策として装備された物らしいです。映像はブリッジ内後部のモニターに映るそうですが、同じ映像がCICでも見れるのではないでしょうか。もしかしたら一定時間分の記録もしてるかも。

偉い人用の座席。青赤が艦長用、黄色がそれ以上のクラス(群司令等)用。


ブリッジの見学を終えて艦首に向かいます。こちらは62口径76ミリ単装速射砲。開発元はイタリアOTOメララ社で世界的なベストセラーになった速射砲。


速射砲の後方に装備されているのがアスロック専用の8連装箱型発射機Mk116。前回見学した時には上段の扉が全て開いていたのですが、今回開いていたのは一番右側の縦一列。

艦中央部に装備されている対艦ミサイル「ハープーン」の4連装発射筒。見学時に見かけるのは大抵この状態なので、一度は本当に“4連装”の状態を見たいですね。

こちらも艦中央部、第一煙突と第二煙突の間に設置されているスライディングパッドアイ。洋上での物資移送の為の装備。

第二煙突付近の左右両舷に設置されている3連装短魚雷発射菅。

艦尾に装備されているのは、NATOタイプのシー・スパロー8連装発射機。一箇所だけ前後のカバーが外されていて、装填されているシー・スパローの模擬弾を見る事が出来ます。




ヘリ甲板上の対潜哨戒ヘリ、SH-60Jシーホーク。家に戻ってから気が付きましたが、前回と違って塗装がロービジになっています。ナンバーも違うのでどうやら前回とは別の機体が搭載されているみたいです。


コクピット内部と後部の対潜用コンソール。今回はコクピットや後部キャビンの座席にも座ってきました。コクピットのあの計器類には圧倒されます・・・・。


MAD(磁気探知装置)と斜め下から見た魚雷等を装備する右舷のパイロン。


ヘリ格納庫内のパネル展示で見学は終了、後は下に降りて退艦となります。私は一般公開開始直後位に乗艦しましたが人出はまずまずだったと思います。夏に護衛艦が入港した時よりは少し少なかった感じもしますが、これは季節や港の行事の有無が関連しているのかも。
所で・・・・記事に載っている画像には『3年ぶりに秋田港に入港した護衛艦「せとぎり」』と書いているんですが、前回「せとぎり」が秋田港に入港したのは2006年7月なんですよね。それなのに何故『3年ぶり』になっているのだろうか?
最後は前夜撮影した電飾中の「せとぎり」。さて、来年は何隻の自衛艦が入港する事になるのかなぁ?

