
1978年の7月に浜岡原発の原子力館を見学しました。
現在は、耐震性の不足により運転を終了している1号機が稼働して間もない頃でした。
気楽な気持ちでドライブがてら見に行った覚えが有ります。
館内には、格納容器のカット模型が有り、発電の仕組みなどが分かるようになっていました。
屋外には、冷却水用のトンネルを掘るのに使用したカッターが展示されていました。
浜岡砂丘に出てみると、なだらかに海へと傾斜していてそこを歩きました。
砂丘では、スケッチをする人やアベックの姿が有りのんびりした風景でした。
今にして思うと、あの砂丘が防潮堤になるとはとても思えません。
それにしても、東海地震の震源域に建設し、耐震性不足と津波に無防備な原子炉と
33年間も付き合っていて何事もなかったのは「幸運」でした。
上の写真は浜岡砂丘で、左上に見えるのが原子炉の排気筒です。
下が冷却水用トンネルのカッターです。