820note

820製作所/波田野淳紘のノート。

やさしい陽射し。

2010-03-18 | 生活の周辺。
ほんとに嫌になるくらいついてない一日。ふりかえって笑えるほどの派手さもなく、見えないところで血が流れている感じ。かみあわない感じ。いちゃいけないところにずっといる感じ。イライラがつづき、買い物をしたとき、つい、レジのおばさんにやつあたりをしてしまう。ほんとに嫌になる。でもごめんなさい、が言えなくて、ありがとうございます、と言う。死にたい。高校生だったある日、夏のま昼、青空がまぶしくて、死にたい、とこぼしたら、そうかい、おれは消えてなくなりたいけどな、と友人が言った。きょう見た夢は、胎児ほどの大きさの肌の黒い老人のすがたをしたばけものが大浴場に出現し、ばけものが湯に浸かっているあいだに皆、バスに乗って三々五々逃げ出すというもの。外はあたたかで、きもちのよい風が吹いていて、バスの隣席はあの子がいいな、とか考えてたら本当にそうなったので僕はハンドルを握って、一路、みずうみの方角を目指した。

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