つまり自分はいま迷っているのだと言葉にできて、少し気が楽になった。心が迷うときは道にも迷う。ほんとだぞ。通いなれた風景がのっぺりとして、見たことがあるようなないような、知っているようないないような、どっちを向いても愛想笑いをされているようで、立ちすくんでしまう。迷うということは物語が見いだせないということ。かすかな物音に、扉をたたくコツンという音にさえ、なんの意味も方向も見いだせないこと。10月30日早朝、関東地方、外は雨です。
今朝、電車に揺られながら、神さまお願いおなか痛くしないで、とたぶん12年ぶりくらいに必死に祈った。
大人のめんぼくは保ったけど、すごくわかりやすい顔をしていたと思う。
大人のめんぼくは保ったけど、すごくわかりやすい顔をしていたと思う。