大晦日。自分の一挙手一投足をきりきりと反省する。しきれない。
昼、人でにぎわう本屋へ。欲しい本を三冊。レジに並びながらふと、もしもこれと同じ三冊を手に取る人がいたら、胸が高鳴ってしまうな、と思う。ぼくは読書領域の重なる人に弱い。異郷で、同窓生と再会したような気持ちになる。つなちゃんは元気だろうか、吹き飛ばされていないだろうか、いまは何を読んでいるだろうか。
夜、帰り道の古寺に参詣。お坊さんや手伝いの方がたくさん集まり、目まぐるしく初詣の準備をしているなか、手を合わせる。
帰宅してお鍋を食べる。やるべきことが終わりきらず。
*
2014年の暮れは『悲しみ|izumi』の準備でそれどころではなく、年が変わったという実感を持てないまま一年を過ごしてしまった。今年も『幽霊』の準備でそれどころではないのだが、それでも、2014年にようやく区切りをつけられるように思う。たくさんの人と出会った。ぼく自身の人間的な限界で、芽生えはじめた関係を引っこ抜くようなこともした。まったく理にかなっていないことだ。足りないことだらけで歯がゆく思う。必要なだけの力をつけたいと思う。
昼、人でにぎわう本屋へ。欲しい本を三冊。レジに並びながらふと、もしもこれと同じ三冊を手に取る人がいたら、胸が高鳴ってしまうな、と思う。ぼくは読書領域の重なる人に弱い。異郷で、同窓生と再会したような気持ちになる。つなちゃんは元気だろうか、吹き飛ばされていないだろうか、いまは何を読んでいるだろうか。
夜、帰り道の古寺に参詣。お坊さんや手伝いの方がたくさん集まり、目まぐるしく初詣の準備をしているなか、手を合わせる。
帰宅してお鍋を食べる。やるべきことが終わりきらず。
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2014年の暮れは『悲しみ|izumi』の準備でそれどころではなく、年が変わったという実感を持てないまま一年を過ごしてしまった。今年も『幽霊』の準備でそれどころではないのだが、それでも、2014年にようやく区切りをつけられるように思う。たくさんの人と出会った。ぼく自身の人間的な限界で、芽生えはじめた関係を引っこ抜くようなこともした。まったく理にかなっていないことだ。足りないことだらけで歯がゆく思う。必要なだけの力をつけたいと思う。