最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

最前線で活躍するお父さん、お母さんのためのBLOG
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●高齢社会

2007-11-21 14:48:29 | Weblog
●子の未来より、自分の老後

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正確な数字を見てみよう。

2012年……高齢者人口は、
3000万人に達するという。

その後、2014年まで、高齢者は、
毎年100万人ずつふえるという
(高齢者白書)。

2018年……75歳以上の
後期老齢者の数が、65~74歳の
前期高齢者の数を上回り、その
ほとんどが、年金収入だけの生活を
するようになる。

現在においても、75歳以上で
職についている人は、10%に
満たない(内閣府調査)。

「私には年金があるから……」と
言っている人でも、安心するのは、
早い。

介護が必要になったとき、そのまま
特別養護老人ホーム(特養)へ、
入居できるとはかぎらない。

全国に特養は、約5500施設、
38万床ある。が、今の今でも、待機者
は、40万人にのぼっていると
いう(「日本の論点08」)。

毎年100万人ずつ高齢者がふえた
としたら、38万床など、まさに
焼け石に水。

さあ、どうするか?、……と
考えたところで、自分の懐(ふところ)
の中を見てほしい。

あなたはそれでも、「子どもの教育
がいちばん」と、胸を張って言える
だろうか。

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 私のワイフは、いつもこう言う。「死ぬまでに、私たちが稼いだ財産は、私たちで、全部、使い切りましょうよ」と。

 家も、土地も、すべて、そのときがきたら、売ればよい、と。私もワイフのこの考え方に、基本的には、賛成である。私もワイフも、親としてやるべきことは、すべてした。息子たちは息子たちで、あとは、勝手に生きていけばよい。

 しかしそれで私たちの老後が、安泰というわけではない。今、ちまたでは、「嫌老~~」という本が、話題になっている。どういう内容の本かは知らないが、「嫌われない老人になるためには……」という趣旨の本と願いたい。そうでなくとも、このところ、何かにつけて、肩身が狭くなっていくのを感ずる。

 つまり「どう生きるか」ということと同時に、「どう迷惑をかけないで生きるか」(田丸先生弁)ということも、考えなくてはいけない。……というふうに考えていくと、今、子育てのまっ最中にある人も、まず、自分の老後を最優先にしたらよいということになる。中には、「老後は、息子や娘たちの世話になる」と考えている人もいるかもしれない。が、現在のあなたと同じように、あなたの息子や娘たちも、自分の生活を支えるだけで、精一杯。

 息子や娘たちに、負担をかけることはできない。

 ……しかしそれにしても、2012年までに、65歳以上の高齢者が、私も含めて、3000万人とは! どうするのだろう? どうなるのだろう? 考えれば考えるほど、不安になる。そこで私なりの一案。

 今朝も寒い。曇り空。こういうときは、老後のために、体を鍛えるのが、いちばんよい。イギリスのある科学者の試算によると、タバコを1本数と、寿命が8分間、縮むそうだ。同じように考えて、ここで1時間、運動をして汗をかくと、寿命が、1日分、延びると考えては、どうだろうか。週に2日、計2時間ほど運動すれば、成人病を防げるという話も、ある。

 成人病さえ防げれば、何とか、長生きできる。つまり、これからの高齢社会を生き延びるためには、健康寿命を、1日でも長く延ばした方がよい。……ということで、今日も、私は、2単位、運動をこなす。

 団塊世代のみなさん、いっしょに、がんばろう! 

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