いま読んでる「三国演義」の挿絵。孫策ですって。意外と二枚目で~
これは、于吉に祟られまくって暴れているところですが・・・
今なら読めるかも、と思って挑戦中の「三国演義」
想像していたよりずっと面白いんだよな・・・。
・・・なんか悔しいんですけど。(苦笑)
意外なことにリュービがおもしろくて(笑)
日本の小説にでてくるリュービは、あんまり善人ぶりすぎてて
そこがうっとおしくて好きじゃなかったんですけど(こら)
今回、あまりリュービにもムカつかない気がする・・・?
例の人形劇とか例の国民的代表作のリュービってほら、問答無用で「正義と徳の人」
ってなってて・・・ちょっと(や、かなり)鼻につく。
ちっ、わかったよいいやつなんだろ?偉いんだろ?
・・・いい子ちゃんぶってんじゃねーよ!
と、思っちゃって・・・
いつまでも生娘みたいなこと言ってんじゃね~~!!
みたいな?(笑) われながらひねくれてるなぁとは思いますが(笑)
だから、北方謙三の「三国志」読んだ時はびっくりしたし、スッキリしましたね~
リュービが「とにかくいい子ちゃん」じゃなくて。
腹にダーティなモノもちゃんと持ってるリュービ!・・・イイ!
そっちの方がどう考えても説得力あると思いましたもん。
並みいるライバルたちを蹴落として天下を狙おうという人ですよ、
「漢室の再興」なんて錦の御旗あげちゃってるけど、だまされないんだから!!(笑)
「私は曹操とは違う」なんて言ってるけど
同じじゃないの?
どっちにしろ斬った張ったの殺し合いなんだから。
「徳」とか言われてもな~。
本気でそうあろうというなら
ガンジーみたく「非暴力」じゃなきゃまずいんじゃないの?
(日本人の「徳」の概念とは違うのかもしれないけど)
『殺し合いなんてやめ!やめ!』
「非暴力」をポリシーに、さっさと曹操に従って、
そこでナントカ漢室を継続させてもらう方向を探ることにしたリュービ・・・
リュービが行くんならおれも、吾輩も、アッシも、わたくしもと豪傑連中もつんだって魏に。
顔だけは広いリュービに説得されて、あっちの大将もこっちの大将もみな降参。
武将の質・量ともに激しくアップする曹操陣営。
もはや敵なし。
孫権「降伏しろって手紙キターーーー!」
周瑜「さすがに・・・ちょっと無理っぽい」
呉、降参。
周瑜らをゲット。さらに曹操陣営増強。
諸葛亮、就職できず。臥せた龍、結局起き上がらず。
その結果無駄な戦いもなくなり、民は安心。国力アップ。
210年ぐらいにはあっさり中国統一してしまう。
なんてどうでしょう?
って…それじゃ話が終わっちゃうだろーガ!!(笑)
でもさ、曹操んとこにも旬みたいな「漢室継続案推進派」みたいな人もいたわけだし。
リュービ、曹操のとこ行きゃ良かったのに。
だいたい何だかんだ言って曹操、結局漢室ツブさなかったじゃない。ねえ。何で?何で?
やっぱり、正義感に燃えてた若い時代へのノスタルジーが・・・とか?
腐りきった漢王室なんかイラネ~んだよコラァ!・・・といいつつも、
「でもそんなオレも昔は帝のために張り切ってやってたんだよな・・・
それを思うとちょっぴり切ないんだよなあ~」
とか?!
曹操ってポエマーだから、そーゆートコあったかも!(笑)
それとも、後世の自分への評価とかを考慮して
「漢王朝ツブし」は息子が、って線でヨロシク頼むわ!的な腹づもりだったのか?
どなたかご存知の方、教えてください。笑
∑はっ・・・なにか全然最初と違う話になってる・・・!
思いついたそばから書いてるからこうなるんだな・・・
要するに(いや全然要してないから。笑)この「三国演義」のリュービが、
日本版リュービとちょっと違ってておもしろいキャラだ、といいたかったわけで。
日本人の大好きな「判官びいき」で描かれたリュービは好きじゃないけど、
こっちのリュービはなんか天然っぽくて好きです(笑)
ま、孔明の 何様っぷりは同じでしたけど・・・
そういえば、最初は孫策のことを書こうと思ってたんだった。(今頃気づく)
孫策、最初から最後までカッコいいですよ。
義弟・周瑜さまはあんなにボロクソな扱いされてるのに何でだ?
てっきり断金ブラザーズ セットで コケにされてるんだとばかり・・・
? ? ?
あ。・・・孔 明 と からんでないから か・・・
激しく納得。
私は細かい字を見ていると目が痛くなって最後には頭痛がおきてしまうんで…最近とんと本を読まなかったんですよ。
でも、子供が読み始めた三国志を借りて読み始めました。
児童書なんで読みがなまでついちゃってる(笑)おかげで読みやすいんだけど…孫策様がお亡くなりになった時点で読む気が
今は劉備に尚香が嫁ぐ前あたりでとまっています。
劉備もちゃっかりしながら可愛いんで~尚香と末永く暮らして欲しかったなぁ~
ワタシも大本命は周瑜ですが、孫策も同じくらいすきすきす~~!です!
嫁に行くなら孫策だ!と思ってます。(笑)
孫策が死ぬとほんっとテンションさがりますよね!
そして「もったいない!!もったいなさすぎるよ策・・・!」
と、読むたびに暴れちゃいます(苦笑)
彼が帝にならなかったのは国を統一できなかったのが最大の要因でしょう。
息子の曹丕は漢なんてものは滅ぶもので、父の曹操によって生きながらえていると感じて、自分が終止符を打ってやると思ったんじゃないでしょうか?
再興する気はなかったと私も思います。
漢王朝が生き存えることは不可能だし、このままズルズルと続いたところで、
国の毒にしかならないと、見切っていたでしょうねぇ。
中華を統一してたら…帝になりましたかね?
なんとなく曹操に「帝」って似合わない気がするんですよ。
そんなもの目指しただろうか…?って。
私が思う『曹操が戦いの果てに求めたもの』は「帝」というより、「すべてを支配する統治者」というイメージなんですよね・・・。
曹魏王朝、とかいう「基本的」っていうか「いかにも」っていうか「お約束」な 野望(どんなだよ。笑) って、曹操らしくないというか・・・。
当然「帝=曹魏王朝」を狙ってるんだ、と思わせて、実は全然違うところを見ている・・・
天才の考えることは誰にもわからん・・・というようなね、
ま、そういう曹操がワタシの理想、っていうだけなんですけど(笑)