GURI☆GURA

三重県で暮らす主婦の記録です。

ちくちくちく

2004年07月26日 | アメリカのお話

去年からクロスステッチ(刺繍)をやり始めました。ひたすら刺繍糸をクロスしていくあの根気のいる刺繍です。アメリカにいる記念にと思い、友達と一緒に写真のようなアメリカ地図の刺繍に着手し始めました。
America the Beautiful」という作品で、かなりの大作です。州ごとの名産品や特徴、州名や川、湖などを刺繍して行くのです。これが、本当に根気のいる作業で時々キーッとなることもあるのですが、少しづつ地図が完成していく様子がたまらなく楽しいのです。ただ、これ波に乗っているときはガンガンに進むのですが、一度怠け心が出て封印してしまうとなっかなか先に進まない困りものなのです。
写真はその作品。ボケボケの写真で分かりづらいですが、まだ完成率30%くらい。日本に帰国することが決まった今、猛烈にスパートをかけてはいるつもりなのですが、この時間のない状況でもなお、旅行した州や自分の住まいのある州にはオリジナルの刺繍を入れたいなぁと野望は増える一方。果たして帰国までに完成できるでしょうか。

お水と長距離通勤

2004年07月21日 | アメリカのお話

先週末、私が習っているヨガの先生とDCから南西へ190kmのところにあるシャーロッツビルへ出かけてきました。ヨガの先生のお友達のお家に招かれたのです。
そのお宅は緑と湖に囲まれたとても素敵な所でした。そして、日本人の奥様とアメリカ人の旦那さまが迎えて下さり、とても楽しい時間を過ごしたのですが、ひとつとんでもなくビックリしたことがありました。
なんでも、旦那さまは元軍人でこのシャーロッツビルの自宅から私の自宅付近にある軍施設まで車通勤していたというのです。耳を疑いました。だって今日、我が家からこのお宅に到着するまでに2時間半以上かかっているのですよ。そして旦那さまが言うのに、運が良ければ2時間ちょっと、運が悪ければ8時間かかるのだそうです。は、は、8時間!?ってことは、往復16時間通勤??! 
あり得ません。。働く時間も寝る時間もなくなっちゃいます。しかも電車ならまだ寝て行くことも可能だけれど、車ではそうもいかない・・。確かにここは自然がいっぱいで、空気もキレイで素晴らしいところですが、ここまでの超長距離通勤をしてまで住むことは私には出来ないなぁ・・と思ったのでした。

でもですね、ここのお宅では地下○○メートルから湧き出るスプリングウォーターを毎日汲んできて飲んでいらっしゃるらしいのですが、私もそのお水を少し頂いて帰ってきたのです。これが驚きの美味しさなのです。ほんのり甘くてまろやか~でとっても軟らかい口あたり。このお水で炊いたご飯は言うまでもなく絶品。私には田舎暮らしは出来ないけれど、この美味しくて健康にも良い自然のスプリングウォーターを毎日飲めるのであれば、長時間かけて通勤しようともあそこに住みたいという気持ちも(少しは)分からないでもないなぁ、と思わせるくらいのお水なのでした。

写真は我が家の車のタイヤの哀れなパンク姿。さあ出発しよう!と思った矢先に発覚し、さーっと血の気がひきました。原因は、思いっきり刺さったでっかい釘。アメリカの道路、実に色々なものが落ちていますので、きっと踏んづけたのでしょう。何とかスペアタイヤに交換してもらい、1時間の遅刻でおさえることができましたが・・。
それにしても、釘が思いっきり刺さっているのも気づかずに昨日までハイウェイをバリバリ運転していた自分自身が怖いです。

片手でトイレ

2004年07月12日 | アメリカのお話

常々感じていました。こちらのトイレは造りが雑であると。アメリカへ旅行をしたことのある方はきっと経験済みだと思いますが、、こっちの公衆トイレのドアはきちんと閉めても少し隙間(1センチほど)があいていることがあるのです。いい加減3年近くも生活していると、そんな悲しいトイレにも慣れてきた今日この頃なのですが。

ところが、あるファーストフード店のトイレにはびっくりさせられました。そこのトイレは常識範囲内を遥かに超えて3~4センチもの隙間があいていたのです。どう見ても外からは丸見え。防犯上の理由なのか、雑なだけなのか分かりませんが・・。ここまで隙間が開いていることはそう頻繁にはありませんが、それでも1~2センチあいているのはしょっちゅうです。
この間はトイレ中にドアのすぐ外にいたお子ちゃまと隙間越しに目がばっちり合ってしまい、顔から火がでそうなほど恥ずかしい思いをしました。
それから、鍵なしトイレにも遭遇しました。個室の全ての鍵がなかったり壊れていたりのトホホな状態で、しかもドアの隙間も2センチほど。でも切羽つまっていた私は、迷うことなく鍵なしトイレにチャレンジ。隙間を気にしながら片手を思いっきり伸ばしてドアを押さえつつ、誰かにあけられるんじゃなかろうかと怯えながらのトイレ。それはもうドキドキハラハラです。手も足もお尻もプルプル震えてつる寸前!ちなみに隣の個室に入ったアメリカ人も「オーマイガッ」とつぶやいておられました。

でもこんなことでは中国には行けませんね。中国のどっかの空港のトイレは、細長い溝があるだけと聞いたことがあります。恐ろしい・・・オープンにも程があります。今もあるのでしょうかね?本当に日本はきちんとしていていいなぁと改めて実感。兎にも角にも色々なことに油断ならないアメリカですが、トイレでも油断は禁物のようです。

写真は、アメリカの通販本で紹介されていた「トイレの中でもパターの練習が出来る」というToilet Golf なる商品。丸まった背中とずり落ちたズボンが何となく悲しげ。

ブルークラブ

2004年07月10日 | アメリカのお話

先月、DCから北へ車で1時間弱ほどのところにあるメリーランド州のアナポリスへ友達と行ってきました。お目当てはメリーランド名産のブルーグラブです。その名のとおり青いカニです。もちろん茹でると赤くなっちゃいますが。
4人で1ダースのカニを注文し、一人3匹のノルマ。そして、大きな大きなわら半紙を大雑把にひいただけのテーブルの上に直接カニを置いて、とんかちで豪快にぶっ叩いて食べるのです。思いっきり叩かないと殻が割れないため、ガンゴンガンゴンすごい音、そして飛び散るカニの身。ところが、上手くカニの身をほじくるのが至難の業。会話をするのも忘れて真剣に取り組んでも取り出せるカニの身の何と少ないこと!このほじくり作業にほとほと疲れ果てました。味はどうかといいますと、
うひょ~こりゃ上手いっ!
というほどではありませんでしたが、(甘みが少ないかな)あの豪快な食べ方もひとつのアメリカン体験ということで、満足したのでありました。
写真は食べ始める前のキレイな状態のカニたち。この後、見事に無残な姿になるのは言うまでもありません。

なでなでされる

2004年07月07日 | アメリカのお話

先日シカゴからDCへ帰る飛行機の中で、ちょっとおかしな出来事がありました。
フライトアテンダントのおばさまが飲み物のオーダーを聞きにきたので、
「オレンジジュースください。氷なしでね」とたどたどしい英語でお願いしました。すると、おばさま「もちろんよ」と言ってにっこりしながら私の顎を首筋のほうからすくうようになでなでしてきたのです。しかも、とろけそうなお顔で。
こ、これはいったい!?
いちおう言っておきますが、私は子供じゃありません。けっこういい歳なのです。それ程小柄でもありません。その時私は一人で飛行機に乗っていたのですが、よっぽど子供に見えたのでしょうか。もしやオレンジジュースを頼んだせい?それにしたって、初対面の人(それも客)の顎をなでるっちゅうのは猫じゃあるまいし、おかしな話ですよね?で、何だか訳が分からずもやもやと気持ち悪いので自分で勝手に結論を出してみました。
結論 
おばさまは、初めてのおつかい状態で一人で飛行機に乗っているお子ちゃまに、優しくいーこいーこした。                             以上
は~結論が出てスッキリ爽やか。でももう顎をなでられるのは勘弁願いたいです。

写真は今DCのあちこちで咲いているお花です。なんとゆうお花か分からないのですが、赤・白・ピンク・紫があり、そのモコモコとした咲きっぷりはとてもキレイで可愛らしいです。

独立記念日

2004年07月04日 | アメリカのお話

今日はアメリカの独立記念日。あちこちで花火があがりました。私たちはDCのワシントンモニュメントの花火を観に行ってきました。とは言ってもDCから少し離れたVirginia州側からの鑑賞となりました。朝から夕方まですごいどしゃ降りだったので中止になるかと思ったら、花火の時間が近付くにつれてだんだんとお天気は回復しほっとひと安心。波止場近くの芝生でくつろぎながら観ましたが、あっちでもこっちでもぽんぽん花火があがっていてちょっと得した気分。日本の花火に比べると、あまり凝っていなくてシンプルな花火だったけれど迫力は満点でとてもキレイでした。
加えてそこでは蛍も見ることができました。実はなま蛍を見るのは生まれて初めて!そのはかなげな美しさに感動しました。さらにさらに雨上がりには虹まで見ることができ、お腹いっぱい大満足の一日でした。
花火の写真はどうしても上手くシャッターを押すことが出来ず、ぼや~っとしたものになってしまいました。花火のすぐ右手にモニュメントが見えるはずなのに、それさえも映ってない・・・うぅ

チョコぱんだ

2004年07月02日 | アメリカのお話

先日ご紹介したPanda Maniaですが、また面白いのを発見しました。メトロのFarragut West駅から数ブロックの所に居ましたが、全身チョコパンダです。正確にいうと、イチゴパンダのチョコレートがけです。甘~い香りが漂ってきそうなこのパンダ。果たして可愛いのやら気味が悪いのやら、とっても微妙です。

シカゴへ

2004年07月01日 | 旅行記

友達に会いにシカゴへ行ってきました。
3日間友達夫婦のお宅でお世話になったのですが、緑と自然に囲まれてのーんびりとした素敵なところ。そして、広い・きれい・ステキ・の3拍子揃ったこれぞアメリカンハウスといった感じの素晴らしいお家なのでした。
とにかく広いんです。リビングでキャッチボールが出来ちゃいます。そしてお洒落な外観、地下室、お庭には池、バーベキューができるバルコニー完備、そしてそして、ウォークインクローゼットは芸能人なみのゆったりぶり。昔からこんなウォークインクローゼットに憧れていた私はもうウットリ。ゲストルームに泊めていただいたのですが、この夢のようなお家に興奮し、夜はしばし寝付けませんでした。
友人宅は1軒屋風のタウンハウスですが、この辺はアパートはあまりなく、あっても逆に家賃が高かったり、ちょっと危ない地域にしかないのだそう。DCの住宅事情とは大分違うようですね。

シカゴは日本人が多いためか日本食料品店も豊富で、お店の中へ一歩入るとそこはまるで日本にトリップしたかのよう。あれ・・私アメリカにいるんだっけ?と錯覚するほどです。時々(とゆうかしょっちゅう)日本が恋しくなる私、シカゴに住むのもいいなーって思ったり。でもシカゴの冬の寒さは半端じゃないらしいので、寒さにめっぽう弱い私にはDCが合っているのかな。(DCもエライ寒いけど)

写真はシカゴ郊外にある、映画「マディソン群の橋」のモデルになった橋です。車がばんばん通っているなんてことない橋でした。