たもさんこと、愛華みれさん著書「てげてげ」
てげてげ(良い加減)に頑張った、
たもさんの闘病記&おのろけ話であります。
泣きながら、
笑いながら、
読んでしまった。
癌患者の方の闘病記を読む時の基準が自分の中ではあります。
生きている人の闘病記を読む。
・・・読んでいる最中にお亡くなりになった方も居るのだけれど、
なんつーか・・・、
希望のある本を読みたいのが、
癌患者である母を持つ身としてはあるわけです。
・・最後は「死」みたいな終わり方は読みたくない。
愛華さんの本「てげてげ」
これだよね・・なんて、思いながら読める本でした。
頑張っているけれど、
良い加減。
懸命に生きるけれど、
良い加減。
いいかげん。
平仮名で書くと、
オイオイって思うのかもしれないのだけれど、
その中に居る人(本人&周りの人間)って、
こんな感じが良いのかもしれない・・って思います。
傍で見守っていた御主人はてげてげに装う事で必死だったのかもしれない・・。
・・・いや、違うかな。
私もICUで夫の手を握っ事のある妻の立場であったのですが、
あの時の私は
「絶対に私を置いて、この人が死ぬわけが無い」って、思っていました。
傍に居て、私が守る。
傍に居れば大丈夫・・って、思っていた。
夫婦って、そんなもんなんだろうな・・・。
あ・・私も惚気ておりました