夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

発表会  その4

2006年07月29日 | バレエ
先週の今頃は打ち上げも終わって電車の中だったかな・・。


「眠り」のゲネが始まる。
プロローグから出ずっぱりとなるのだけれど・・ま、踊らないし
なんとなく気楽・・と、言うか結局また「友人の踊り」の立ち位置をチェックしていた。
・・しつこいヤツである。
一緒に行動をする父兄のSさんと手の取り方を改めてチェックをしてから、
椅子に座って妖精達の踊りを傍に座るK先生や友人とお喋りをしながら見ている。
・・・緊張感の無い私達であった
このK先生、色々と教えてくれて頼もしい方だったり、面白い人だったりしています。
そんな緊張感の無い私が真面目になってしまったのが、Mさんのカラボスの登場
からでした。昨日のリハと違って、照明も入る為Mカラボスの凄さ・・・。
それまで後ろでタップを踏んでいたMさんの臨場感のあるマイムと踊り。
いつの間にか、マイムをする私も声を出して「やめて・・」と、お願いして
いました。

一幕では4人の王子達の踊りに見入ってしまった。
いや~~~~凄いよ、これ。
何が凄いって、其々の王子が競い合いを傍で観ていられるんだもの。
Kさんのトンベの足先を見て、のけぞってしまった。
男性のバレエシューズの足先って当たり前なのだけれど、凄いものがありますね。
あそこまで甲を出して指先を意識(いや、無意識なのだろう)出来るもの
なのだろうか・・あれがプロなんだろう・・って。
「ローズアダージオ」ではMちゃんの踊りに「頑張れ」「頑張れ」と心の中で
叫んでいた。
「友人達の踊り」は安心して観ていられる子、心配な子と其々だけれど・・
皆、頑張れと、応援して観ていた。

3幕は幕開きが貴族である。
なんだか幕開きが遅いな・・なんて、思いつつも自分達のステップはサッサと
終わる。
今回の3幕は大人の3幕・・と、思ったりもする。その筆頭が猫のYちゃん。
なんとも色っぽくて可愛い猫である。長靴を履いた猫のSさんも乗って踊って
いるのが分る。ブルーバードのMちゃんは安心して観ていられるのだけれど、
相手のTさんが・・・緊張している感じがする。
最後のオーロラと王子のグラン。
・・・こんなに傍で観てもよろしいのでしょうか???
王子の調子が悪いのか、VA.の時に止まっていた。
ジャンプしてプリエした時の膝の使い方が良い時と悪い時では差があるように
感じた。着地した時の音が違うんだもの・・。
「頑張れ!!!」と心の中で叫んでいたわ。
ゲネだから拍手しても良いか~~なんて、能天気に最後には拍手していたのけれど、
A先生から「アンコール2回目で立つ!!」と指示されました。

いや~~~楽しかったゲネプロ。
楽しいからマイムも多かったように感じる今であります。

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