夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

発表会  その3

2006年07月29日 | バレエ
リハーサル室に行くと、「優しさの精」のMちゃんがレッスンをしていた。
彼女は高校生なのだけれど、その昔はオバサンクラスの私達を完璧に無視
してくれていた子である。「オバサンがバレエやって、どーすんの?」ってな
態度が現れていた子だったりもしたのだけれど、
今は心も身体も丸くなって
私達オバサンクラスにもにこやかに挨拶をしてくれる。

「お邪魔させてね」と言って、隅っこでポアントを履き替えて足慣らし。
本番用に考えていたポアントはドゥミのところで折れてしまっていた。
「丁度良いな」と、思って履かないようにしておいたのに・・何故だ??
湿気のせいなのかな・・なんてブツブツと独り言を言っていたら、Mちゃんが
「お先です」と出て行ってしまった。
・・・独り言を言う私が怖かったのだろうね

足慣らしをしながら、気になっているパをチェック。
ちょっと汚れているけれど、これでOKだ。
立ち位置にしても、先生が言わなかったのだから大丈夫・・と、気持ちに
区切りを付けて楽屋に戻る。

汗だくで戻った私に、次の貴族の衣装や髪飾りを付けたクラスの方達から
「何処に行ってたの?」と聞かれる。
次のゲネまでは時間があるから・・と、思って行動する私は問題児なの
だろうね。ごめんなさい・・・。
おなかが空いたので、ご飯を食べて歯磨きをしてから貴族の頭作りにかかる。
ウィッグを付けてからは友人に形を作ってもらう。
子供がバレエを習っているので、頭作りや細々とした楽屋での事はお手の物の
彼女。なんだかんだと私の世話を焼いてくれている、・・本当にありがとう。

衣装に着替えてから、客席に行きN先生の「奴隷商人の踊り」のチェック。
先日のリハの時に「もっとHに踊らないと駄目だよ」とN先生と話していたので
なんとなく気になっていた。
前回見た時よりは「ねちっこく」なっていたので、なんとなく安心した。

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