夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

発表会 その2

2006年07月28日 | バレエ
なんで発表会の当日にゲネプロなんていう物があるんだ??
と、夫に質問されて答えられないでいた朝であった。
宝塚でも初日の日にあるから、当たり前のように考えていたけれど興味の無い
人にとっては不思議なんだろうね。

夫に車で送ってもらって、9時に会場に到着。
皆さん、家で頭を作ってきているのに、私は荷物一式を楽屋に置いてあった
為、頭も作っておりませんでした。
レオタードに着替えて、頭を作る。その時に友人に教えてもらったのだけれど、
ディップを髪の毛に揉み込みながらまとめて行くと後れ毛が出ないそうだ。
私の髪の毛は細くて、シャギーを入れているので、すぐに後れ毛が出る。
毛先が出るのが嫌いな私は、まとめた後にディップを付けまくっていたの
だけれど、結局固まった状態で毛先が出てきてピンで留めていた。
友人の教えてくれた方法だと、ピンなんて使わなくても大丈夫で丸一日持ちました。
お化粧をどうしようか??と、考えたけれど、お化粧ブースが大混雑だったので、
バーレッスンを受ける。顔の出来上がっている子達を見ていて思ったのだけれど、
今回のお化粧はあまり濃くない感じがした。
ああ、中高生は自分でメイクする事になっているからかもしれない・・。
バーレッスンで一汗掻いて、その後先生にお化粧をしてもらう。
中高生は自分でやるのにねぇ、甘えるオバサン達なのよ~
人にメイクしてもらうなんて、滅多に無いからね。
ベースを塗った後に、最初に眉間の陰影から入ったのには驚いたし、
最後にショッキングピンクの頬紅をこれでもか~~~と言う、位に
先生が頬からおでこの脇にかけて塗りたくっていて、心配になったけれど、
最後に鏡をみたら、とても素敵に仕上がっておりました。
先生、ありがとう~

衣装に着替えたら、ゲネプロは始まった。
本番用のポアントで足慣らしをとりあえずしてみたら
・・なんだか変。すぐに落ちると言うか・・・左足の方が変だ。
履き替える時間もなかったので、そのままゲネに突入。
友人の踊りは暗転で板付きなのだけれど、最初の自分の立ち位置は
よく分からない・・。自分が一番前になるのだけれど、なんだか自分だけ
が端っこにいるような感じがして、始まってからも一人だけ外れている
ようなかんじ・・・。先輩と二人で踊るところはなんとか位置は大丈夫
だった・・、いや、先輩が先生からもっと中に入るように指示されていたか。
踊り終わって、レベランスをして袖に入る。この時に何か先生に言われていた
みたいだ。・・・私は最初に入ってしまうので関係ない~なんて思っていたら
大間違いで、私が袖に入って止まってしまうので、後ろの人達が入りきれない
らしい・・気が付かなくて申し訳ありませんでした。
楽屋に戻って、最初の立ち位置の確認をしたところ、私の斜め後ろの列に並ぶ
友人が「自分の位置は合っていたから、気にしないほうが良い」と言われるの
だけれど、どうしても納得できない私。
私の列の後ろに並ぶ先輩から「随分離れているな・・と、思ったのだけれど
、先生が何も言わなかったのだから、大丈夫なんじゃないの?」と言われる。
・・・・そうだよね、先生は何も言わなかったんだよね。なんとか自分を納得
させようとしたのだけれど・・
先輩から言われた「離れている」の言葉が反芻される感じで・・・。
「大丈夫だよ」と言われれば言われるほど、ドツボ状態になっていった。
「私は自分が正しいと思うから」なんて、言ってしまってから「しまった」と
思っていた。・・仕事でも同じなんだろうな・・、イライラすると自分本意に
なるヤツ
こうなると、もう駄目。自分で自分をなんとかしないといけない・・。
ちょっと一人になって考えよう・・と、レオタードに着替えて、予備に持ってきた
ポアントの足慣らしをしにリハ室に行ってレッスンしました。

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