大きな被害がなく済んだ先日の地震ですが、7時間電車がストップした路線もあったという話です。一方で15分以内に運転を再開した路線もありました。報道では、お決まりのように乗客の不満を紹介していました。ところが、その路線は高架路線で、点検に時間がかかるため、運転再開が遅れるのは仕方なかったのです。報道を鵜呑みにすると、その会社の対応がまずいように感じられます。しかしながら、仮にそうだとしても、本来「お互いさま」をモットーとしてきた日本人がどうして寛容さを失ってしまったのでしょうか?
米国にいた時のことを思い出します。突然道路が遮断され通行止めになりました。何が起こっているのか全くわかりません。周囲に聞いても、「さぁ?」「何かの演習じゃない」と誰もが「仕方ない」と理解しています。何のアナウンスもないまま1時間近く待たされましたが、誰も怒っていませんでした。
地震が起きたのは土曜日。休日なのだから非常呼集をかけてもすぐに集まるはずがありません。東京の住宅事情を考えれば、通勤に時間のかかるところに住んでいるかもしれません。ましてや電車が動かないのですから。
もちろん何か起きる度に危機管理体制は常に見直されるべきですが、それ以前に「寛容」という心を国民全体が持つべきではないでしょうか?そうすれば、天災は防ぎようがないとしても、二次的な人的災害を起こさないで済むと思います。
米国にいた時のことを思い出します。突然道路が遮断され通行止めになりました。何が起こっているのか全くわかりません。周囲に聞いても、「さぁ?」「何かの演習じゃない」と誰もが「仕方ない」と理解しています。何のアナウンスもないまま1時間近く待たされましたが、誰も怒っていませんでした。
地震が起きたのは土曜日。休日なのだから非常呼集をかけてもすぐに集まるはずがありません。東京の住宅事情を考えれば、通勤に時間のかかるところに住んでいるかもしれません。ましてや電車が動かないのですから。
もちろん何か起きる度に危機管理体制は常に見直されるべきですが、それ以前に「寛容」という心を国民全体が持つべきではないでしょうか?そうすれば、天災は防ぎようがないとしても、二次的な人的災害を起こさないで済むと思います。