想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

スズメたちはどこに?

2015年09月07日 | 旅行

 トラブル続きの旅行の話はまた次の機会に話すことにして今日は家に帰って来てからの話を少しさせてもらいます。

 

 旅行の出発前に心配事を書きましたが、その答えは多少残念な結果になってしましました。

 

 実は旅立つ前日、夏の暑い盛りだったので心配な花の手入れや、かわいいスズメたちのエサやりが心配で、妻によく面倒を見てくれるようにお願いして家を出ましたが、帰ってみると花や野菜は順調に育っていましたが、もう一つの心配事だったスズメたちに異変が起きていました。

 

 旅行帰りの帰宅が夜遅かったので、その日はそのまま寝床につき、次の日の朝、目覚めとともに真っ先に、庭の花や野菜などを確認してみると、妻が頑張って面倒を見てくれたお蔭で、無事枯れることなく順調に育っていたのでひと安心。うれしくてなって妻に「ありがとう」と感謝をしたまではよかったが、次に心配していたスズメのエサ場を見てガックリ!

 

 行く前に簡単に作った自動エサやり器は倒れ、エサも全くない状態。そういえば行く前には、毎朝スズメの鳴き声が聞こえていたのに、その日は全く聞こえてこなかったので、どうなっているのかな?と気になっていたが、まさかこんな状態になっているとは思わなかったので本当にショックでした。

 

 実は、妻には申訳ないけど、毎日花に水をやるのは大変だから、妻が信じられなくて花や野菜が枯れていても仕方ないと、心の中で密かに思っていましたが、まさかスズメのエサ場がこうなってるとは想像もしてなかった。

 

 そんなことがあってか、私はその後、すぐにエサ場の手入れをし、再びエサも撒いてあげたがスズメの姿は一向に現れることはなかったのです。

 

 それから、数日たってようやく、スズメも私の帰宅に気づいたのかたまに1羽2羽と来るようにはなりましたが、以前のように沢山のスズメは今日まで待っても今だ現れていません。

 

  いったいスズメたちはどこに行ったのでしょうか?

 

 スズメの姿を見れなくなり、最近は随分寂しい思いをさせられていますが、これだけは仕方ないことで、また気を取り直し、沢山のスズメが再び学校に訪ねてくれるよう願って根気よく待ってみることにしました。

 

※追伸:エサやり器が壊れた原因は後で調べてみると、どうもスズメを狙ったネコの仕業のようでした。

 


旅先での出来事3

2015年09月06日 | 旅行

瀋陽での出来事 / まさかバスが?

  北京空港でのライター騒ぎから解放されて、無事飛行機に乗り込み瀋陽へ到着。出迎えの人たちに歓迎されて一同バスに乗り込みいざホテルへ。

 

 ところが、バスに乗った瞬間からどうも様子が怪しい。私たち全員がバスに乗って空港から市内のホテルに向かって走りだした瞬間からバスの運転手が何故かエンジンをさかんにブーンブーンと吹かしていたのだ。初めのうちはエンジンの調子が少し良くないぐらいだと思って、気に留めもしなかったがバスが信号で止まったり、走りだしたりする度にエンジンを吹かしたり、クラッチを入れたり、外したりしていたので、段々エンジンの事が気になりだして仕方なかった。

 

 正直、見た目にもバスが古く、あまりいい感じはしなかったのに、エンジンまで怪しくなってきたので、みんなもそれに気づいたのか不安な様子だった。そして、そんな不安が現実のものになるのにそんなに時間はかからなかった。

 

 バスが市内に向かって走り出してほんの10分から15分程過ぎた頃であった。それまで運転手がごまかしごまかしでバスを動かして来たが、機械は正直なもの。運転手の必死の努力にもかかわらず、とうとうエンジンが悲鳴をあげて動かなくなったのである。

 

 それでもガイドは「エンジンの調子が良くないので車を止めましたが、すぐに直りますので安心して待って下さい。」と見栄をはって説明をしていたが、運転手が自力で故障を修理すると言って、車体の下に潜り込んで作業を始めたが、いくら時間が過ぎても一向にバスの故障が直る気配はなかった。

 

 高齢者が多かった私たちの一行は、大人らしく最初は何も言わず、ただ静かに待っていたが、いくら待っても車が直らないので段々イライラがつのりだし、とうとう堪忍袋の緒が切れしまったようで、ガイドに向かって「いったいいつになれば直るのですか?ダメなら早めに判断して代わりのバスをよこしてください。」と抗議をしだしたのです。

  そして、暫くその場で「バスを交代させる、させない」の問答を繰り返したあと、結局交換することになり、私たちは1時間半程、炎天下の道路上で待たされて、ようやく新しいバスに乗り換えることになったのでした。

 

 あまりにも長く路上で待たされていたからか私たち一行は、新しいバスに乗り込むやいなや、万歳でも叫ばんばかりに歓声をあげ「あ~涼しい~。やっぱりクーラーが一番や」とか「あ~疲れた。もうクタクタや~」と語りながらみんなようやく安堵した様子であった。

 

 結果的にこうなるなら、バスの交換をもっと早くしてほしかったが、日本では考えられないこんな事が起きても、抗議も出来ないまま、我慢をしいられるのが中国旅行のまた一つの常識かもしれません。

 

 関空から北京へ、北京から瀋陽へと向かった、たった二日間の旅路で嘘のようなトラブルに次々と巻き込まれ、散々なスタートになったのがこの度の旅行でした。

 

 


旅先での出来事2

2015年09月05日 | 旅行

北京空港での出来事/ライター1個で大慌て。

 

 昨日お伝えしたように、北京到着初日は夕暮れ時に襲ってきた集中豪雨のため散々な思いをすることになりましたが、二日目も考えられないトラブルに巻き込まれ大変な思いをさせられました。

 

 悪夢のような夜を過ごし、晴れた朝を迎えた次の日の事です。この日は背広を着る用事があると云う事で、朝トランクを開けて、背広を確認すると服は間違いなく入っていたのですがいくら探してもネクタイが見当たりません。引退後はあまり背広を切ることがなかったので、久しぶりの背広に気をとられ肝心なネクタイの事は頭から完全に飛んでしまい、忘れてきたのでした。そこで慌ててネクタイを買うことになりましたが幸いホテルの中の売店で売っていたので直ぐに購入。

 

 これで一安心と思いながら、もう一度部屋で荷物を整理し、ホテルから次の目的地である瀋陽に向かうため再び北京空港へ

 

 空港は相変わらず込み合っていたので、早めに手続きを済ませるために、みんなで国内線カウンターに移動。各自トランクの荷物検査を済まし切符を購入して、搭乗口に向かおうとしていたその時であります。

 

 一番早く荷物を検査を済ませた私は、安心して待合せのための椅子に座り、みんなの手続きが終わるのを待っていたのですが、そんな私の所に荷物検査係が突然現れて、何かを指さしながら、もう一度荷物のX線検査カウンターに来いと云うのです。なにが何だかよくわからなかったのですが私はとりあえず検査場へ再び戻って見ることにした。

 

 検査場に行ってみると、私のトランクだけがはじかれて置かれていました。そして検査員はX線検査のモニターを見ながら私に向かってライター、ライターと云うのでした。

  おかしな~私は4月にタバコをやめたのでライターなんか必要ないのに…と思いながら、逆に何か他の物と間違ってライターと言ってるんじゃないかと思い、片言の英語で「NO,NO ノースモキング ライター ノー」と必死に係員に訴えましたが、相手も引きません。

 

 そこで、あまりひつこく言い張ってもヤバイと思い、仕方なくトランクを開けて中の服や荷物を一つ、一つ確認して見たけれど、なかなかライターなんて出てきません。必死に探しても出てこなかったので、今度はだんだん腹が立ってきて、係の者に「そら見ろ、ライターなんて入ってないじゃないか」という思いをジェスチャーを交えながら検査員に必死に訴えましたが、相手は全然動じません。それよりも係の者は私を呼んでモニターを見ろ、ここにあるじゃないかと指で示すのでした。

 

 私は仕方なく、えっ!どこだ!どこだ!と思いながらもう一度モニターを確認し、トランクの中の服を今度は本当に丁寧に、ひとつひとつ探して見ました。すると、さっきまで全然見つからなかったあのライターが、なんと黒いヤッケの中に1個忍び込んでいたのでした。

 

 そのヤッケは今度の中国旅行で比較的に高い山に登ることが予定されてたので、寒さよけのため、タンスの奥にしまい込んでいたものを取り出し、そのままトランクに詰め込んだヤッケでしたが、それがまさかこんなトラブルを起こす原因になるとは思っても見ませんでした。

 

 ライターを発見し取り出した後、再びX線検査にかけると、今度は難なく検査をクリアー。ようやくひと息つくことが出来ました。

 

 暑い最中のライター探しは、時間との戦いでもあって、早く見つけ出す為必死でトランクの中を調べたお蔭で身体は汗でびっしょり。その上、私一人のため、みんなを待たせたので、彼らの厳しい視線を感じて私の顔は冷や汗でベトベトでした。

 

 この日、私は小さなライターひとつで自分自身が大変な思いをし、みんなにも迷惑をかけてしまう大失態を犯してしまった苦い経験をしたことで「人間何事も過信せず、念には念を入れる」ことの大切さを身に染みて思い知ることが出来ました。

 


旅先での出来事1

2015年09月04日 | 旅行

 北京での出来事/爆弾豪雨にみまわれる

 旅行初日の事です。朝9時ごろの飛行機で関空から北京まで向かい3時間ほどのフライトで無事北京空港に到着することができました。早速出迎えてくれたガイドさんに案内されて市内のホテルまでバスで直行。日本大使館前のホテルでしたが、雰囲気の良い立派なホテルでした。

 

 丁度夕暮れ時にホテルに着いたので、すぐにチエックインを済ませ各自自分の部屋に荷物を持って入り簡単に整理を済ませ、すぐにホテルのロービーに再び集合し、全員で外の食堂へ食事に出かけるようにした。

 

 それまでこれと言ったトラブルもなく順調に日程を消化できたので、みんな楽しい気分で外食に出かけることになったのですが、実はそこから大変なトラブルに巻き込まれる事態に遭遇したのであります。

 

 30分程バスで行くと目的の食堂へ到着すると聞かされていたので、14人ほどの集団で行動をしていた私たちは車中で楽しい会話をしながら食堂へ向かったのですがどうしたことか、渋滞にまきこまれ30分で着くはずの食堂まで1時間かってしまったのです。

 

 そんな訳で途中多少イライラもしましたが、普段日本でもこうした渋滞に巻き込まれ、到着が遅れた経験もあるので、それほど気にすることもなく夕食をみんなで楽しく済ませることができました。

 

 そして、食事も無事に終え、ホテルに帰るため、みんなバスに乗り込みいざ出発。美味しい食事も済ませホットした気分でバスに乗ったのですが、バスが出発してから、ほんの10分程が過ぎた頃、急に空が真っ暗になり突然雨が大量に降り注ぎ、風も激しく吹き荒れるいわゆる爆弾豪雨にさらされ、目の前の道路があっと云う間に冠水してしまったのです。

 

 さ~ここからが大変。急な雨で道路が冠水した結果、乗用車が池のようになった道路で動けなくなり道を完全に塞いでしまったため、大渋滞が発生したのです。道を行き来する人たちも、ひざ上まで届きそうな水溜まりの中を歩いていくため、みんな靴を脱ぎズボンやスカートをあげ裸足になって道路を渡っていました。

 

 私たちの乗ったバスもまさにその大渋滞に巻き込まれ、全く身動きが出来なくなり立往生してしまったのです。その結果、車で30分程で着くホテルになんと4時間もかけて戻ることになり、ホテルに着いたときは時計の針がもう12時を過ぎていました。

 

 それまですべて順調に行ってた旅行初日だったため、みんな気分よく夕食を楽しみホテルに帰って長旅の疲れをとるつもりでしたが、とんでもないトラブルに見舞われてしまい、結局最後はクタクタになった状態で中国での一日目がスタートしたのでありました。

 

 


知床の思い出

2014年12月06日 | 旅行

 先頃、世界自然遺産に登録された知床に行って来ました。一度は行って見たかった場所だけに、いろんな意味ですばらしい旅行になりました。女満別空港からレンタカーを借りて知床のホテルへ直行、まずはお風呂で旅の疲れを癒し、おいしい夕食をいたた後、午後8時から地元のネイチヤーセンターのガイドさんに案内され夜行性動物の観察に出かけました。

 

 夜の動物観察ではキタキツネや、シカ、シマフクロウなどに出会うことができ、感激!しかし残念なことは、我が輩、所詮は素人カメラマン、一生懸命写真を撮ろうと頑張りましたが、後で見ると見事にピンボケでした。それにシマフクロウは発見はできたけれど、カメラに収めることができず、また野生の熊も探しましたが最後まで見つけることができませんでした。

翌日の朝、カメラをもって近場を散歩してみると、亀の姿に似た小さな可愛い島を発見。そして何かの鳴き声に誘われて、上をみると、なんと街灯の上で、カモメ(ウミネコかも?)のつがいが、仲良く並んで鳴いていました。

 

 朝の散歩の後、9時からは、昨日に続きネイチヤーセンターのガイドさんの案内で知床原生林の観察に出かけました。ほぼ一日かけての観察でしたが、思った以上に、知床の豊かな森の姿に本当に感動することができました。

 

 そして、この観察の道すがら、オジロワシ、ハヤブサ、のんびりとエサを食べてるシカと出会い知床の自然の豊かさを改めて感じることができました。

 

 

 

2泊3日の短い旅行でしたが、天候にも恵まれ、知床の美しい自然と、好きな動物や鳥などに出会うことができた、すばらしい旅行になりました。