古代ギリシャの人の造りしアフロディテ 静謐にして遠く見つむる
(in the National Archaeological Museum, Athens, Greece)
まさとし
アフロディーテは愛と美の女神で「泡から生まれた者」という意味。
キプロスに行くと、パフォスの近くに「ペトラ・トゥ・ロミウ海岸」
があり、そこは際立って海の色が棲んでいる絶好の a view point。
ここが、「アフロディーテ生誕の地」とされている。
ところで、このアフロディーテ像は、シラクサで発掘されたようだ。
シラクサは、イタリアのシチリア島にある。なぜ、シラクサなのか?
かつて、古代ギリシャ時代、シチリアはギリシャの植民地だったから。
大理石は、シチリアでも採れるので、匠が現地で彫ったのだろう。
Aphrodite はギリシャ神話における呼び名ですが、ローマ神話では
Venus となる。
Milos島で発掘された「ミロのヴィーナス」は、英語表記では、
Aphrodite, known as the "Venus de Milo"。
シラクサの Aphrodite は、とてもおとなしげに見えるが、
ミロのヴィーナスには、もっと意志の強さが感じられる。
同じ「愛と美の女神」でも、それを彫った人の感性の相違により、
受ける印象が微妙に変わってきて、おもしろい。
(in the National Archaeological Museum, Athens, Greece)
まさとし
アフロディーテは愛と美の女神で「泡から生まれた者」という意味。
キプロスに行くと、パフォスの近くに「ペトラ・トゥ・ロミウ海岸」
があり、そこは際立って海の色が棲んでいる絶好の a view point。
ここが、「アフロディーテ生誕の地」とされている。
ところで、このアフロディーテ像は、シラクサで発掘されたようだ。
シラクサは、イタリアのシチリア島にある。なぜ、シラクサなのか?
かつて、古代ギリシャ時代、シチリアはギリシャの植民地だったから。
大理石は、シチリアでも採れるので、匠が現地で彫ったのだろう。
Aphrodite はギリシャ神話における呼び名ですが、ローマ神話では
Venus となる。
Milos島で発掘された「ミロのヴィーナス」は、英語表記では、
Aphrodite, known as the "Venus de Milo"。
シラクサの Aphrodite は、とてもおとなしげに見えるが、
ミロのヴィーナスには、もっと意志の強さが感じられる。
同じ「愛と美の女神」でも、それを彫った人の感性の相違により、
受ける印象が微妙に変わってきて、おもしろい。