≪中国≫の旅のさいごに烏魯木斉で 北京ダックをたらふく食いぬ
(in China) まさとし
――これにて≪中国≫の旅は卒業!
昔の≪中国≫の旅には情緒があった。北京の街の両側を、ずらっと
チャリンコが並んで走ってゆく光景は、壮観だった。迫力があった。
いまの≪中国≫は、どこに行っても≪工事中≫!
硬直しすぎていて、味気ない。面白味がない。没有雅趣。
もう、≪中国≫は不要! 没有韻致。
あしたから、このブログを「新機軸」で編集していきます。
これまでは、そのときどきに行った世界の国々のありさまを、
時間軸と空間軸に沿って、ただそのまま編集してきました。
写真のストックがずいぶん溜まったので、新機軸を考えました。
題して、≪旅する力≫!
旅をつづけてゆくと、身体の奥から≪旅する力≫が湧いてきます。
その≪旅する力≫が、人を日常のその先へと導いてくれます。
≪旅する力≫は、旅をつづけていかないと、身につかない。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」と、
芭蕉が『おくのほそ道』の冒頭に書いています。月日も旅人……。