写真歳時記≪まさとしの一日一首≫――写真と短歌で綴るコラボ作品

きょうも生きた、泳いだ、自転車漕いだ。
その一日を、フォト短歌に仕立てる。
写真歳時記≪まさとしの一日一首≫。

フィン庭園に遊ぶカササギ

2017-05-29 06:50:55 | 日記
尾の長き鵲(かささぎ)虫をついばみて フィン庭園の芝をあゆめり
(in Fin Garden, Kashan, Iran)           まさとし

鵲は、カラスほどの大きさですが、カラスよりもはるかに愛らしい。
飛ぶと、それまで内側に隠れていた青い羽が現れて、とても美しい。

鳴き声は、カッチー、カッチーと聞こえ、あまり可愛くはない。
それかあらぬか、韓国語では鵲を”까치”(カッチー)という。

日本では、佐賀県の鳥栖駅で見たことがある。
韓国や中国では、至るところで見られる。

――これでひとまず、イランの旅の紹介を終わります。
きょうから、又、新たなる旅に出ます。

次の up は、6月5日の予定です。
それまで、Ciao!



アビヤネ村で語らう長老ふたり

2017-05-27 06:06:05 | 日記
独特の文化維持するアビヤネの 長老ふたり何を語らう
(in Abyaneh, Iran)            まさとし

アビヤネ村は、イラン北部――エスファハンからテヘラン
に向かう途中の山の上にある。

この村は、独自の文化をいまも守っていることで知られて
いる。村の家々は、山の赤い土を使っているので、ピンク
がかっている。

村では羊を飼って細々と暮らしている。冬の寒さが厳しい
ので、若い人たちは町に働きに出て、村には老人しか残って
いない。

このふたりの長老は、だぶだぶのズボンを穿いている。
声をかけたら、気さくに写真を撮らせてくれた。



学校帰りに遊ぶイラン女子高生たち

2017-05-25 07:22:06 | 日記
鞄放り夕方遊ぶ女子高生 屈託のなく笑いころげる
(in Esfahan, Iran)          まさとし

すこし説明します。
ここは、イラン・エスファハンのエマーム広場近く。

われわれは夕食を摂るために、レストランに入った。
ところが、総勢12名のうち、3名の女性がいない。

エマーム広場からの道を左に曲がったのだが、
この3人はそのまま真直ぐ行ってしまったらしい。

現地ガイドが探しに出かけた。なかなか来ないので、
私もすこし探してみようと、外に出た。

すると、学校帰りの女子高生たちが、鞄を置いて
遊んでいるところに出くわした。

彼女たちは、箸が転んでもおかしい年頃なので、
まあ、にぎやかに笑いころげること!

――こういう点では、日本もイランも同じだなあ。