写真歳時記≪まさとしの一日一首≫――写真と短歌で綴るコラボ作品

きょうも生きた、泳いだ、自転車漕いだ。
その一日を、フォト短歌に仕立てる。
写真歳時記≪まさとしの一日一首≫。

丘から降りてきたら出会ったトルコの女(ひと)

2016-05-02 06:57:45 | 日記
クシャダシの丘を降りれば狭き路地 トルコ女性の笑顔に会いぬ
(in Kushadasi, Turkey)              まさとし

クルーズ船から、丘の中腹に大きな銅像が見えた。
free time に、その丘まで登ってみた。

トルコ建国の父にして初代大統領ケマル・アタチュルクの銅像だ。
海に向かって滑り降りるようにして、小路をずんずん下った。

狭い路地の民家の前に出た。そこでばったり、この女性に出会った。
"Hi!"と、右手を挙げて挨拶すると、にっこり笑った。

とても存在感のある人だ。そのときは気づかなかったが、いま、
写真をよく視ると、すこしお腹が大きいようだ。

あ、そういえば、アゼルバイジャンでもこういう女性に出会った。

――犬も歩けば"美人"に当たるって、本当なんだなあ(笑)。
どうやら私には、serendipity(思わぬ発見をする能力)があるようだ。