久しぶりに、湯河原の温泉旅館に行ってきました。
湯河原は東京から2時間くらいで行ける近場なので、以前学生向けフリーペーパーの編集長をしていた時は「企画の立て方」「マスコミ塾のプロデュース」等で編集部の学生達とよく合宿をした場所です。
今回行ったのは、楽天トラベルでかなり良い評判の書き込みが目立っていた旅館
『天作』。ホームページも、かなり気合いが入っています(笑)。
ネットでの噂通り、玄関に入ると丁寧なお出迎え、部屋に入ると既に暖房を入れた状態ときめ細かいサービスが繰り広げられます。
食事はかなり美味しく、脂の乗った中トロ、水々しく甘いホタテは絶品でした。温泉のお湯もかなり良質で、温度もちょうどでした。
女将さんに聞くと、湯河原は元々海軍の傷痍軍人の湯治場として栄え、国木田独歩などの文人も愛した場所。あの松本清張氏の名作『点と線』は、成田屋という旅館(今はないそう)で書かれたそうです。そのせいか先日テレビ朝日で放映されたたけしが主演した『点と線』には、湯河原のシーンがあったそうです。
ちなみに天作の温泉のお湯は、効能にこだわるために他の温泉からわざわざ買い付けているとのこと。地場で出る温泉の効能は、あまり良くないそうです。
食事、温泉、サービスとも高いレベルを実現している天作。今度は、眺望も良い温泉場を探したいと考えています(笑)。