9月5日、関西品質工学研究会様からご招待していただき参加させていただきました。
関西品質工学研究会様の活動は以前より学会誌や研究発表大会を通じて、その
知識や探究心、そして、情熱について、とても感服しておりました。
まさか、今回その関西品質工学研究会様で3件も報告させていただくことができるとは、
とても素晴らしい経験をさせていただきました。
私はどちらかというと品質工学界的には異質な存在だと自己認識しています。
したがって、自分が追及したり、研究したりする内容も、どちらかというと、本来の品質
工学の作法とは違うアプローチをとっています。
今回の報告の一部も品質工学の王道とは異なる手法の紹介でした。品質工学という
技術体系にとっては、外乱(ノイズ)です。
品質工学的には邪道といえる内容です。
ノイズによる応答を観察するのが品質工学ですが、私が発信したノイズでいろいろな
ご指摘やご意見、ご指導が活発に発信されました。実は、これがねらいでは
あったのですが、そのレスポンスの速さや内容は実に洗練されており、知的でした。
私にとって、とても勉強になりました。
本当に楽しく、有意義な時間をすごすことができ、あらたな知識や考え方を得ることが
できました。とても貴重な体験でした。
そして、なにより私にとって大きな財産となったのは、関西品質工学研究会会員の
皆様と知り合うことができたことです。
関西品質工学研究会の会員の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。