家族を見つけたい猫ちゃん

保護猫達の家族を探します。
地域猫活動、TNRした猫達、保護猫、我が家猫も紹介します。

トライアル中、メリーちゃん

2022年04月07日 | 日記

メリーちゃんは5兄妹で、我が家に来たときには、フーフーシャーシャーの5匹大合唱状態でした。 ケージの空具合を見て、2匹と3匹に・・・次は1匹づつに・・・と変えていき、やっと触れるようになった子です。 先に正式譲渡となったサリーちゃんと姉妹なので、良く似たビビリです。

先日から、トライアルに行っています。 

メリーちゃんのようなビビリ猫は、先に、ケージが自分の落ち着く居場所と解かってから、少しづつ部屋を探検させ、怖かったらケージに逃げ込む位にしないと、なかなか馴れてくれず、いきなりフリーだと家庭内野良猫状態になって触れなくなります。 だからケージが必要な事は説明をして、使っていたのとほぼ同じサイズのケージをお願いしましたが、買ってみたらサイズ違いだったとの事で、小さめで落ち着かない様子です。

里親さん家族はケージ使用は初めてで、特に年配のご両親の方は、箱に閉じ込めるという感覚になるようですね。 だからすぐに出したがります。 小さい時からケージに入り、遊んでいても、ご飯だ!という時にはケージに戻り、地震があるとケージに隠れる・・・というような子にはケージは安心出来る場所です。 ご家庭の中で安心出来る場所が出来たらケージ卒業でも構いません。 まずは落ち着かせてやる事が必要です。

お届けにいき、いきなり知らない広い空間に出したらパニックになってしまう事を力説して帰りましたが、2時間後・・・連絡があり・・・ケージから脱走したって・・・

出たもののどこに行って良いかわからず、隠れ場所も見つからず、パニックになり、おしっこしながら走りまくって隠れたようです。

どうしましょう? 怯えているから触れないですよね・・と仰るので、再度訪問。 台所の隅に隠れているのを見つけてケージに入れました。 怯えて、しがみついてくる感じがあり、切なくなりました。

その日の夜から、追いかけた奥さんにだけシャ~と威嚇するようになったらしい。威嚇するので触れない・・このままでは抱っこも出来ず、病院にも連れていけないのでは?という心配もあり、トライアル中断も頭をよぎっているようでした。 

今度は、メリーちゃんに威嚇をやめさせ、仲直りの抱っこをしてもらうべく、夜に訪問しました。 

威嚇する子を触るのは怖いと思います。 でもね、それが猫にも通じてしまうのですよね。 シャーと言っても(何言ってんのよ~、ほらほら抱っこするよ~)と強気指導。 取り敢えず、威嚇をやめて抱っこされていたので、帰って来ましたが、次の日からがどうか? 

メリーちゃん、トライアル中断か?というところで止まっていますが帰ってくるかも?という感じです。

 

コメント
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