★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ポール・マッカートニー大阪公演

2013年11月12日 12時44分48秒 | 音楽
 ポール・マッカートニーの大阪公演行って参りました。
 ビートルズ現役最終世代の私としては、これを逃してはなるものかの意気込みでした。

 開演前の期待感が心地よく膨らんだところで、満を持してポールの登場でした。
 ポールがオープニングに選んだナンバーが、各国のツアーのオープニングと同じくEight Days A Week。結構ポールなりの思い入れがこの曲にあるんだなと推測。
 赤いチェスターコートに身を包み、へフナーのバイオリンベースをかき鳴らしながら熱唱するポールは、71歳とはとても思えぬくらいにスリムでエネルギッシュで、声の張りも昔のままか、それ以上の迫力。
 
 You Tubeでしか観た事のなかった20世紀のレジェンドが、おなじ空気の下で演奏しているのを観ただけで、S席代金の元は取れたと確信しました。

 ビートルズはポールのバンドと思っている私ですから、ビートルズナンバーが半数以上を占めるこのコンサートは大満足でした。
 昔のヒット曲とかあまりやりたがらない昨今のミュージシャンと較べて、観客のニーズにバッチリ対応するポールのサービス精神に脱帽です。

 途中でジョンやジョージ、リンダ(故夫人)やナンシー(現夫人)に捧げる曲も披露し、好感度も抜群。ソロ時代やウイングス時代の曲、最近リリースしたアルバムの曲も適当に散りばめて、飽きさせない構成はポールのプロデューサーとしての腕の見せどころ。やっぱりサービス精神旺盛なエンターテイメントロックスターです。

 これが多分最後になるであろう日本公演で生ポールを見られて、私のビートルズ遍歴にひとつの区切りができました。
 
 ちなみにアンコールの最後の曲がアビーロードからThe End。泣けてきますね。
 ポール最高でした。
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