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★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

アルバイトの思い出

2025年03月23日 08時18分01秒 | 徒然(つれづれ)
 大学時代のアルバイトで印象に残っているのが、1974年大学二回生の頃、先輩に紹介してもらった、京都の河原町七条の某旅館の泊まり込みバイトだ。
 その内容は、修学旅行生相手の朝晩の食事の配膳、食後の食器洗い、布団上げと部屋の掃除だ。

 朝5時に起床して厨房に入り、仕出し屋から納入された料理を、流れ作業で一人用の御膳に並べていく。
 それを五段重ねで大広間まで運ぶのだ。

 朝食は修学旅行生と同じものを厨房で食べる。
 ご飯、味噌汁、漬物、あと余ったおかずは食べ放題だ。

 食事が済んだら大広間の御膳を下げて、これも流れ作業で食器洗いだ。
 そのあと各部屋の布団上げと掃除だ。

 午前9時くらいには朝の部が終了して、午後4時半の夕方の部まで自由時間だ。
 その間は大学に行き、講義を受けたり、麻雀やパチンコをしたりだ。
 週一回はバイト休みで、下宿に帰って洗濯をしたり、フォークソング同好会の全体練習だ。

 夕方の部は朝の部と同じことをやり、各部屋の布団を敷いて、午後8時頃には終了して、10時頃に旅館の風呂で入浴だ。
 気が向けば、近所の飲み屋に行っていた。
 バイト代は、食べ放題の朝夕食付きで、確か1日4、5千円の週給制だった。

 そのアルバイトは私の性に合っていて、長い時で2ヵ月、短い時で1週間ほど、旅館の通称タコ部屋に泊まり込んでいた。
 タコ部屋といっても、冷暖房、テレビ、寝具完備の大部屋で、そこに各大学の学生が常時10人ほど寝泊りしていた。

 6回生のバイトリーダーをはじめ、司法試験を目指す学者肌の京大生、毎晩飲んだくれの産大生など、メンバーはいずれも個性的だった。
 自由時間は大学へ行かず、タコ部屋で麻雀に明け暮れる連中もいた。

 あの時のバイト仲間も、今では古希を過ぎ、人生の黄昏時を元気に暮らしているのだろうか。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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