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★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

スペシャリストとゼネラリスト

2025年03月19日 08時31分49秒 | 徒然(つれづれ)
 スペシャリストの対義語はゼネラリストだ。

 スペシャリストとは、ある分野において深い知識や技術を持つ専門家だ。
 対してゼネラリストは、幅広い知識を持ち、さまざまなことに対応できる万能型だ。

 スペシャリスト的な人間は、何かに秀でている反面、常識や一般的な何かが欠けているような、極論すれば変人タイプも多い。
 逆もしかりで、変人と言われる人間は、何か特技や得意の分野があるものだ。
 ゼネラリストは、広くそこそこの知識で、何事にもそつなく対応できる、極論すれば、可もなく不可もないオールラウンドタイプだ。

 身近な例では、前者は勉強が人よりできるのに、仕事ができない人間、後者は何事もそつなくこなすのに、出世できないタイプだ。
 前者は野球はセミプロレベルなのに、卓球はからきし下手とか、後者は博学なのに、どの知識もある程度の深さしかないなどだ。

 どちらがいいかと言われると、アインシュタインやニコラ・テスラなど、超天才スペシャリストは別として、自分のまわりの一般的なレベルなら、ゼネラリストに軍配を上げたい。
 単純に、一芸に秀でているが、欠けているものが多いより、広く浅い知識でも、欠けているものが少ないに越したことはない。
 
一般社会においては、専門分野に秀でているより、いろいろ物知りのほうが、社会生活にうまくフィットできるはずだ。
 それゆえ義務教育においても、国算社理英と万遍なく学習させ、ゼネラリストを育てることに重きを置いている。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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