ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

私達のあゆみ 嬉しく、微笑ましく、そして強い絆

2010年09月28日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第107話

ボルドが退院して、
2ケ月近く発作が起きなかったのです。
薬の量を体重に対して最大量で
調合していただいたからだと思います。
2ケ月後から、また少しずつ発作が起き始めていました。
この間にボルドとマロンは
発作について何か話をしたように感じたんです。

ボルドが発作を起こしているとき
吠えるだけだったマロンが
この頃から、ボルドのマズルを甘噛みするようになったのです。
 
 (以前の写真から)

その様子を見ていて
きっとボルドがマロンに
「オレは、時々頭が痛くなって眠っちゃうみたいなんだ、
気が付くといつもママ達がそばにいて心配そうにしているんだよ。
オレは、何が起きたのか分からないんだけど
そのあとは、体が重くてだるくて、でもウロウロしたくて
どうしたらいいか分からないんだ。」と言って
話をしたような気がしたんです。

ボルドの話にマロンが
「そうだよ、ボルちゃん時々調子悪くなるってママ達が言っていたの~。
マロンもそんなボルちゃんを見て怖かったの~。
でも、ボルちゃん分からなくなっちゃうならマロンが起こしてあげるの~。」
と応えていたような、そんな会話をしていたような気がしたんです。
 
 (以前の写真から)

その頃から、ボルドの発作は
重い時もありましたが、軽い時の方が多く
少しずつ快方に向かっていた気がします。
マロンの行動も
甘噛みだけではなく、
少しずつボルドを奮い立たせるように激しくなっていました。

ある時は、
事前に発作を感じるのか
ボルドの頭のあたりでささやいていたり
低い声で唸ってみたりしていました。
発作時には、悪霊を追い払うような感じで
ワンワン吠えるというより、
低いドスのきいた声で唸っていました。
そんなマロンの声に気が付くのか
ボルドも意識を取り戻して発作の時間が短くなったり
復活するまでが早くなったりしていました。

きっと
ボルドとマロンは
私達の知らないところで、いつも会話をしているんだと思います。
発作のあとも反省会を開いて
次の対策を相談しているような気がするんです。
 
 (以前の写真から)

マロンがボルドの発作を止めようとして
ボルドはマロンの声が聞こえて目を覚ます。
飼い主では、どうにも出来ない世界で
WAN同士助け合っているんだなと
嬉しく、微笑ましく、そして強い絆を感じるのです。
 
 (以前の写真から)

夢のような想像の世界かもしれません、
でもきっと・・・、私はそう思うんです。
 
                          (以前の写真から)
(第108話につづく)

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コメント (6)
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