ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

退院して来なかった発作が・・ボルド~!

2009年11月28日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第75話

ボルドが年末に退院して2ケ月が過ぎる頃、
それは、起きてしまったのです。

退院後の薬が体重に対して
MAXの量を調合していただいていたんです。
起き上がれなかった体も、徐々に歩けるようになり
短いお散歩にも行く事ができるようになりました。
動物病院の獣医さん達は、
「こんなに回復するなんて、奇跡に近いね。」と
おっしゃっていました。

本当に奇跡が起きて
このまま発作を忘れてしまっていればいいのに・・・と
何度も願っていました。
でもでも・・・、
その願いもむなしく
またあいつが来たんです。
そう、
また私とパパ猫が
まだ仕事から帰宅する前、
午後5時過ぎ、
猫娘だけの留守番中に
ソファの上で寝ていたボルドが硬直。
このままではソファから落ちてケガをしたり、
発作の誘因になってはいけないので
猫娘は、
すぐに抱きかかえて降ろしました。
20秒位の硬直後、
猫娘が声をかけると
意識を取り戻し、
歩き出しました。
キョロキョロ、
ウロウロ少しよろけながら15分位徘徊。
その後、
コマンドも効き、落着いて寝たそうです
でも、
ホッとした矢先、
2度目の発作が・・・
今度は顔をあげて
まわりを見て、硬直が20秒位、
1度目より重く・・徘徊してよろけて、
うなだれていたそうです。
猫娘は
落ち着かせようと、ここで座薬を1錠挿しました。
そして、何とか落ち着いてきたカナ~?と思った頃、
最初の発作から約1時間が過ぎた頃に、
3度目の発作が起きてしまいました。
今度は、
立ったままで怯えている様な眼で
硬直が20から30秒位、
少し足をバタバタさせて・・、
幾度か声をかけて、
なんとか意識が戻り治まりました。
さらに座薬を1錠挿して、
15分位徘徊。
その後、やっと落着いて伏せていたそうです。

久しぶりの発作で、
体力を消耗したせいか
「うー、うー」悲しそうに唸って
そのまま泣き寝入りのようにウトウト。
また、
あの悪夢のような入院の記憶が蘇って
不安だったのかもしれません。

私達も帰宅して
夕食の頃には、
いつもの薬が効きはじめて
落着いてしばらく眠っていました。

こんな日は、
夜のお散歩はお休みです。
外に出る事で刺激となり興奮をして
また、発作を招いてしまうからなんです。
発作の初期の頃は
その影響がわからずに
深夜に発作を起こす事が幾度かありました。
興奮しきって、疲れを知らないように元気でしたっけ。
それは危険信号だったなんて・・・、
ゴメンね、ボルド。

最近は発作で体力も消耗していて、
ボルドもダルそうにしていますし
お散歩の時間も爆睡しちゃうことも多くなりました。

2ケ月も来なかったのに・・
1日に3回も・・・。
また、この後も・・・。

まだ春も遠い真冬の頃、
厳しさと寒さと・・恐れが、
マーボー家にのしかかっているような気分でした。

(第76話につづく)

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コメント (2)
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